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コロナ禍の今こそ多くの子供達に観て欲しい『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』

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『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』を観た。

 

物語は地上の落書きをエネルギーに浮かぶ王国「ラクガキングタム」時代の流れで地上から落書きがめっきり減ったことで崩壊の危機に直面したことから、人間たちに無理やり落書きをさせる「ウキウキカキカキ作戦」を決行し、地上への進撃を開始するというもの。内容をあまり知らないです観に行ったので、しんちゃんが「ラクガキングタム」に行って大暴れして春日部に帰る話だと思い込んでいたが、実際はしんちゃんの住む春日部に「ラクガキングタム」の兵士が攻めてくるという内容だった。

 

 

この日常が奪われていくという感じは、当初の公開時期が4月であることから偶々でしかないのだが、新型コロナウイルスのパンデミックが起きている今の状況を重ねずにはいられない。「ラクガキングタム」の兵士たちは子供に落書きをさせるために、邪魔な大人の動きをある方法によって止めるが、それをしんちゃんは描いたものが動き出す「ミラクルクレヨン」によって救い出す。そんなしんちゃんに大人は当初感謝するが、更なる危機が迫る時、大人はしんちゃんに「ミサイルを出せ」などと要求。しんちゃんがクレヨンをなくしてしまったこと、ゲストキャラクターが自分の母親を救うために「ミラクルクレヨン」を使い切ってしまったことを知ると、大人達は自分たちも救って貰ったにも関わらず子供達を攻め始める。本来子供達にとって頼れるはずの大人がパニックに陥り、攻撃的な態度を示す様子も、この半年でよく見た光景だ。

 

 

本作のラストではしんちゃんたちが春日部の住人と協力することで大きな落書きを完成させる。そのシーンではオールキャスト集結といった感じでクライマックスに相応しい盛り上がりを見せるだけでなく、「みんなで協力して、大きな問題に立ち向かって解決を目指す」という理想像を見せてくれる。

 

 

本作では人間(落書き含める)の「醜い部分」と「尊い部分」の両面が描かれており、コロナ禍の今だからこそ多くの子供達に観て欲しい1作品だと感じた。

 

(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2020

 

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