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累計発行部数8000万部突破、初版300万部達成の大ヒット漫画『鬼滅の刃』が完結 ヒットの理由は!?

鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

累計発行部数6000万部、初版280万部突破の大ヒットコミックス『鬼滅の刃』が完結した。

 

  • 初版は『ドラゴンボール』『スラムダンク』超え

JC DRAGON BALL 完全版 全34巻セットB(18~34巻) (ジャンプコミックスデラックス)

SLAM DUNK(スラムダンク) コミック 全31巻完結セット (ジャンプ・コミックス)

昔のジャンプは「人気漫画は人気がなくなるまで引き伸ばすだけ引き伸ばして、連載を終えることができない」というイメージがあったが、近年のジャンプ漫画は『暗殺教室』を筆頭に人気作品であったとしても、作者の要望通り連載終了を認めるケースは多い。一方で本作は「初版はコミックスの累計発行部数は今年2月から5月のたった3ヶ月の間に4000万部から6000万部にまで増やす」「初版280万部は最高初版220万部の『ドラゴンボール』、最高初版250万部の『スラムダンク』を抜き、ジャンプ歴代2位」と過去の円満終了作品とは比べものにならないほどの「人気作品」な上に、「今が人気のピーク真っ盛り」といった感じの作品だ。そのため、ジャンプ読者と『鬼滅の刃』ファンの中では「このタイミングで終わらせるのは凄い」とかなりの衝撃を与えているようだ。

 

 

  • ジャンプ編集部も想定外のヒットか

ぬらりひょんの孫 コミック 全25巻完結セット (ジャンプコミックス)

暗殺教室 コミックセット (ジャンプコミックス) [マーケットプレイスセット]

一方で本作の連載終了時期はかなり前の段階から、作者と編集部で相談していただろうから、制作サイドもまさかここまでのヒットになるとは思ってなかったのではないかと感じる。「テレビアニメ放送終了から半年程度で連載終了」「連載期間が4年3ヶ月で全23巻」というのはジャンプの中堅漫画としては理想的なボリュームかつ連載終了のタイミングだ。テレビアニメ化される前の累計発行部数が11巻で250万部だったことを考えると、ジャンプ編集部的にはテレビアニメで人気に火がついたとしても『バクマン。』『ぬらりひょんの孫』『黒子のバスケ』『暗殺教室』『ニセコイ』レベルのヒットで、ここまでのものとは予測してなかったと感じる。

 

  • 「動画配信サービス」の普及

第十六話 自分ではない誰かを前へ

『鬼滅の刃』のヒットの理由は複合的なモノとされる。特にヒットの後押しになったとされるのは「動画配信サービスの普及」だ。確かに一昔前なら放送中テレビアニメが話題になったとしても、1話目から観ていないと中々視聴には繋がらない。一方で漫画原作を購入するにしても、それなりの巻数が出ていると二の足を踏んでしまう。だからといってレンタルが出るまで待つと乗り遅れた感が半端ないし、仮にピークが続いていたとしたら回転率が高くて中々レンタルができない、と作品に触れる機会を逃す人が少なくなかった。しかし現在は「Amazon primes Video」「Netflix」など、「動画配信サービス」の発達によって、自分が作品に興味を持ったタイミング(テレビで紹介されてた、友だちから薦められた、好きな芸能人が絶賛してたetc)に比較的リーズナブルなお値段で作品に触れ始めることができる。ネット社会の発達によって、作品に触れ合うキッカケを逃すことが少なくなったのは「テレビ離れ」や「漫画離れ」が叫ばれる現在においては希望の光だと感じる。

 

 

  • ジャンプ漫画の王道設定

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<出典:『鬼滅の刃』/吾峠呼世晴/集英社>

ただいくら作品に触れやすい環境になったからといって、作品自体に魅力がなければここまでのヒットにはならない。本作は「ジャンプらしくない漫画」と指摘されることもあるが、個人的には「水・雷・炎・岩・風の基本五流派から派生する『呼吸法』を習得して、それぞれの特性に合わせた必殺技を放つ」「持ち主によって色と特性が変わる日輪刀」「鬼殺隊剣士が上弦の鬼に対抗しうると分かる目印である痣」「鬼殺隊剣士の最高位である柱という存在」など、基本的な設定は「ジャンプ漫画の王道」にあったと感じる。やはり「ゴムゴムのピストル」「螺旋丸」「卍解」など教室の後ろで真似したくなるような「叫ぶタイプの必殺技」や「設定」がある漫画(アニメ)は強い。『るろうに剣心』『NARUTO』『BLEACH』と和風の漫画のいつの時代も人気のあるジャンルなのだろう。

 

  • キャラクターの魅力

ただ「漫画は設定よりキャラだ」という話もある。その点本作はキャラクターも魅力的だった。自分が好きなキャラクターは珠世さんと胡蝶しのぶだが、キャラクターの行動として一番熱いのは主人公の竈門炭治郎が「自分の負けること」を悟ったとしても、「斧」や「刀」を相手に投げつけることで最後まで戦う意志を示し続ける部分だ。この炭治郎の行動原理は常に自分の心にも刻んで置かなくてはならないと感じている。そして、こういうキャラクター一人一人の魅力が多くの人の心を掴んだのではないかと思う。味方だけでなく、敵も魅力的だったのもポイントだ。

 

 

  • 最後に…

文字数が多くなってきたので、連載終盤及び最終回の感想は別の記事に書きたいと思う。

 

  • 追記

2020年7月3日に発売された『鬼滅の刃』21巻では初版300万部を達成して、累計発行部数は8000万場を突破。これまで初版が300万部を超えた作品は本作と『ONE PIECE』の2作品だけである。

 

  • 最終回ネタバレ感想

 

鬼滅の刃 20 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

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