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「セックス」より大事な「どちらかが死ぬまで続く夫婦の営み」/テレビドラマ化も話題の漫画『美食探偵 明智五郎』

美食探偵 明智五郎 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

東村アキコ先生の『美食探偵明智五郎』の第1巻がテレビドラマ化を記念して無料公開されていたので読んでみた。本作の内容をザックリ説明するなら、美食屋の探偵が事件の謎を解き明かしていくストーリー。ただ1話目の展開は「予備知識なし」で読むと結構衝撃なので、ネタバレされたくない人はここから下の内容は読まないでほしい。

 

 

以下ネタバレ

 

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<出典:東村アキコ/集英社>

本作の1話目では夫の浮気調査を明智に依頼した女性が、夫を包丁で殺すという衝撃の展開をみせる。ただこの夫、昼間に若い女性の家には行っていたが、彼女の作った料理を食べていただけで肉体関係があった訳ではない。そのため「あっ、勘違いで殺しちゃって後悔するパターンか」なんてことを思いながら読み進めていた。しかし彼女は「夫は不能」だという事実から「肉体関係はない」ということは最初から分かっていたという。

彼女が殺害した夫は「変化を好まない男性」かつ「肉が嫌い」だったことから、彼女は毎晩毎晩「焼き魚」「お刺身」「煮魚」と決まった魚料理をローテションで作っていた。そして夫はその料理を「美味しい」とも言わずに、食べ続けていた。彼女はそんな生活に何の疑問も持たず10年間続けていたが、夫が彼女の知らない所で若い女が作った色々な料理を食べているのを知って許せなかったのだ。

 

 

彼女は「どんな夫婦でも歳を取ればしなくなるセックス」よりも「どちらかが死ぬまで続く夫婦の大事な営み」を裏切られたことに怒りを覚えた。この「何気ない日常だけど、なければ人生が素っ気なくなる感じ」みたいのを最近どっかで読んだなと思ったら、同じく東村アキコ先生の『東京タラレバ娘 シーズン2』だった。こちらの作品では独身でアラサーの主人公が「年齢と共にしなくなった四季の行事を再び行うために、婚活を始める」という内容。「四季の行事」はないならないで困らないような気もするけど、やっぱり「お正月にお餅を食べる」とか「クリスマスにチキンを食べる」レベルでも「やる」と「やらない」では人生の満足度はちょっと変わってくるような感じがするモノ。東村アキコ先生はそういう「何気ないことのように思えて、人生を豊かにしてくれているモノ」を大事にする人なのかな、なんてことを思ったりした。

 

 

『美食探偵 明智五郎』のテレビドラマ版は日本テレビで2020年4月12日(日)から放送開始!

 

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美食探偵 明智五郎 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)
 
東京タラレバ娘 シーズン2(1) (KC KISS)

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