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『ハーレイ・クイン』も新型コロナで大打撃!初登場1位もオープニング興行はDCユニバース史上「ワースト」

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日本では何故か「新型コロナもそろそろ収束かな?」というような空気も漂ったりしたが、専門家によると「免疫」という観点から「ピーク」が訪れることなく収束は難しいという。安倍政権はピークの山を出来るだけ後ろに遅らせ、緩やかにしたいと考えている。そのため「クラスター対策」として「大規模イベントの自粛」を要請しているが、専門家に相談なく決めた「休校要請」をこのタイミングで解除する方針を決めるなどチグハグな対応が続いている。また昨日は「さいたまスーパーアリーナ」で「K-1」が強行されたことや安倍首相が防衛大の卒業式に出席したことなどが話題となっていた。現在安倍首相は「緊急経済対策」としてフリーランスや学生などにヒアリングを重ねているというが、あまり大きな期待はできそうにない状況だ。現在世界中の経済を狂わせている新型コロナだが、それは映画業界も例外ではない。先週は昨年の同時期と比べて動員数が73%もマイナスになったという。そしてその状況は現在も続いている。

 

今週の動員ランキングトップ3と土日2日感の興行収入は以下の通りだ。

1位 ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY  1億2300万円

2位 一度死んでみた 8600万円

3位 Fukushima 50 未発表

 

比較対象として昨年同時期の動員ランキングトップ3と土日2日間の興行収入も載せておく。

1位 映画ドラえもん のび太の月面探査記 4億3800万円

2位 キャプテン・マーベル 4億2700万円

3位 映画プリキュアミラクルユニバース 2億4835万1400円

 

先週も先々週も触れたが『映画ドラえもん のび太の新恐竜』の公開延期は映画業界に大ダメージだ。本作の新たな公開日は2020年8月7日(金)に決まった。『STAND BY ME ドラえもん2』と差し替える形だ。

 

 

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY:ザ・アルバム

今週初登場1位となったのはDCユニバース最新作の『ハーレイ・クインの華麗なる逆襲』。しかし先週までの『Fukushima 50』同様、ハリボテの1位でしかなく土日2日間のオープニング興行は1億2300万円に留まった。これは昨年同時期に公開されたMCUの『キャプテン・マーベル』のオープニング興行を大きく下回る結果だ。しかし元からDCユニバースはMCUより興行的に振るわない傾向がある。そのため、ここから本作がどの程度コロナから影響を受けたのか考察するためにDCユニバース映画のオープニング興行と最終興行を振り返っていきたい。

 

  • マン・オブ・スティール

マン・オブ・スティール(字幕版)

オープニング興行:2億6832万6100円

最終興行:9.74億円

 

  • バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(字幕版)

オープニング興行:3億7125万4400円

最終興行:18.6億円

 

  • スーサイド・スクワッド

スーサイド・スクワッド(字幕版)

オープニング興行:3億9000万円

最終興行:17.6億円

 

  • ワンダーウーマン

ワンダーウーマン(字幕版)

オープニング興行:2億6651万2000円

最終興行:13.4億円

 

  • ジャスティス・リーグ

ジャスティス・リーグ(吹替版)

オープニング興行:2億0400万円

最終興行:11.0億円

 

  • アクアマン

アクアマン(字幕版)

オープニング興行:3億1400万円

最終興行:16.4億円

 

  • シャザム

シャザム!(吹替版)

オープニング興行:1億6700万円

最終興行:7.2億円

 

まず過去作品のオープニング興行を単純比較すると『ハーレイ・クイン』は『シャザム』を下回りワースト記録を更新したことになる。また前作となる『シャザム』を例外とすれば、DCユニバース映画は基本的にオープニング興行2億円以上を稼げる作品。昨年の『ジョーカー』の大ヒットや、ハーレイ・クインが登場する『スーサイド・スクワッド』の興行収入がDCユニバース映画の中で高いことなどを踏まえれば本作は土日2日間で3億円以上を記録するポテンシャルがあった作品に思える。少なくとも土日2日間で2億円を大きく下回るような作品ではない。正直先週までの1位だった『Fukushima 50』の本来のポテンシャルが不明だったため、新型コロナの影響が公開中の作品にどの程度ダメージを与えているのか測りかねていたが、「公開3日以内に鑑賞する固定ファンがついているDCユニバース映画」の最新作が公開されたことで、莫大なダメージを受けていることが可視化された形だ。それだけ現在、劇場での映画鑑賞は避けられているということなのだろう。逆にいえば現在公開に踏み切り、苦戦している作品たちも現在の2〜3倍の興行を記録していた可能性は高い。

 

 

【映画パンフレット】一度死んでみた 監督 浜崎慎治 キャスト 広瀬すず、吉沢亮、堤真一、リリー・フランキー、小澤征悦、嶋田久作、木村多江、松田翔太

初登場2位となったのが広瀬すず主演の『一度死んでみた』だが、オープニング興行は8600万円と大苦戦。先週2週目の『仮面病棟』が週末8200万円を記録した際に「3月2週目の動員ランキング2位の作品としてはあまりにも寂しい興行」と指摘したが、初登場作品となれば更に寂しい。

 

弥生、三月-君を愛した30年-(オリジナル・サウンドトラック)

また新作では他に『弥生、三月 君を愛した30年』が全国299館の大規模公開に踏み切ったが、オープニング興行は未発表。公開3週目の『仮面病棟』を下回る初登場6位となり、本作は新型コロナウイルス関係なく大コケしていたのだろうなと感じさせる。

 

 

春休み興行とは思えない寂しい興行が3週連続続いたが、来週から『名探偵コナン 緋色の弾丸』が公開までの3週間は話題作の公開延期もあって全国280館以上で公開されるようなヒットを見込める映画の公開はない。そのため更に寂しい興行結果が予想される。一方で話題作品の公開がないというのは、オープニング興行で苦戦した映画たちにとっては巻き返すチャンスである。春休み興行がこれからどのような展開を見せるのか、今後も見守っていきたいと思う。

 

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