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『100日後に死ぬワニ』が電通案件だと話題になった途端に「冷めた」とか「萎えた」とかいう人が多い理由

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100日後に死ぬワニ追悼 POP UP SHOP in ロフト

※原作者が「最初から仕組まれたプロジェクトではない」と否定したので、一部赤文字で加筆しました。

ネット上では「『100日後に死ぬワニ』は電通案件だった」と話題になっている。確かに「単行本化」はともかくとして、「いきものがかりとのコラボ動画公開」「アニメ映画化決定」「100ワニ追悼 POP UP SHOP IN 渋谷ロフト開催」など、この100日の間で作品の流行を察知して「メディア展開していきましょう!」と決まったにしては早すぎる展開だ。実際問題、最初から電通グループの企業が噛んでたかは定かではないが、そういう可能性もある(原作者は否定)のだろう。

 

 

それにしても本作が「電通案件」だという噂がトレンド入りした途端に「冷めた」という声が続出した。おそらく「自分たちが見つけた作品」だと思っていたら、実は「電通の手のひらで踊らされてた」という現実(繰り返しになるが原作者は否定)を直視させられるのが辛いのだろう。知名度の低いイラストレーターが単独で始めた漫画シリーズだと思ったら、裏で電通が糸を引いていたと知ったら、そりゃあガッカリだ。その中でも急速にアンチ化したタイプの人間は、ワニがテレビで取り上げられ、Twitterのトレンドを独占しているのを見て、「自分たちがここまで作品を持ち上げた」とか誇らしく思っていたりしたのだろう。そのため実は「SNSで話題になる」というのも電通側の策略通りだったという事実(原作者は否定しているが、仮に事実でなかったとしても「自分がそう思った」段階で)が受け入れ難いのだ。特にこういうタイプは普段は電通のような大手広告会社やステマをバカにしたりしてるからタチが悪い。結局はSNSの使い方一つとっても、電通のが一枚上手だった(今回のワニがどうかはおいといて、何だかんだで広告会社のSNSの使い方はうまい)ということだろう。

 

 

ただ個人的には別に電通案件だったとしても「作品がよかったなら、それでいいじゃん」「急に電通が絡んでると分かった途端に冷めるなよ」とも思う。例えばみんなが大好きなジブリだって製作委員会にはガッツリ電通入ってるし、好きな作品や感動した作品に大手広告会社が入ってたからという理由で嫌いになったら、ヒット作品は殆ど全滅だ。ただ今回は「そうじゃないと思ってたのに…」というのが辛いのだろうし、「作品は別」と思っても、大前提となる「ワニが100日間かけて死ぬ」という設定自体、「電通が金儲けのために生み出したのではないのか?」と疑心暗鬼に陥ってる人はもうワニを前のような目で見れないのだろう。

 

結局人はバイアスをかけて物事を見てしまう。「死と日常」というテーマだって電通が絡んでると思った途端に、如何にも大手広告会社が考えそうなことだと感じ始めるし、ワニのデザイン自体もそういう風に見えてくる。そしてここまで話題になってる以上、結局は向こうのマーケティング戦略の勝利なのだろうし、「死と日常」というテーマは何だかんだでいつの時代もウケがいいのだろう。

 

 

ここまでのブームを「狙って」巻き起こしたとしたのなら改めて「凄いな」と感じる。いきものがかりとのコラボ動画を公開したのが8時2分(ワニ)だったりとするのも「流石だな」と感じた。何なら100日目が20分遅れだったことも最初から読者を焦らしてトレンドを独占するために狙ってやったことなのかもしれない。(ここら辺は原作者個人の判断なのかどうは不明)ワニの本当の人生は100日目から始まる。

 

追記

原作者が疑惑を否定した報道。

 

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