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「連載初期は打ち切り寸前だった…」はデマだった!『鬼滅の刃』編集者「そんな危機はなかった」

『鬼滅の刃』コミックカレンダー2020

「2019年コミックス売り上げ1位」「累計発行部数4000万部突破」「初版150万部達成」「『ONE PIECE』『進撃の巨人』に次ぐ史上3作目の週間売り上げ100万部達成」etc…昨年4月クールに放送されたテレビアニメを皮切りに、数々の偉業を成し遂げる『週刊少年ジャンプ』で連載中の人気漫画『鬼滅の刃』。そんな本作には「連載初期は打ち切り寸前だった」という噂がネット上ではまことしやかに囁かれている。

 

 

一方で『鬼滅の刃』初代担当編集者の片山達彦さんはこの噂を以下のように否定する。

1話目も2話目も評判がよくて。よく巷で「打ち切り寸前だった」と言われていますが、そんな危機はなかったです。当時から支えてくれた読者のみなさんあっての『鬼滅の刃』だと思っています。

実際、第7話でセンターカラーをもらっていますしね。読者人気が高いので急遽もらえたんです。

【インタビュー】『鬼滅の刃』大ブレイクの陰にあった、絶え間ない努力――初代担当編集が明かす誕生秘話 - ライブドアニュース

つまり『鬼滅の刃』が「連載初期に打ち切り寸前だった」というのは完全なデマ、それどころか第7話で急遽センターカラーが貰えるレベルで人気を得ていたということが分かる。

 

 

少年ジャンプ 2016年2月29日号

では何故、『鬼滅の刃』は連載初期「打ち切り寸前」だったという噂が流れたのか?その理由はジャンプ読者が本作の連載初期に抱いた本作に対する「イメージ」の部分が大きいだろう。『週刊少年ジャンプ』は読者アンケートの結果、約2ヶ月のインターバルで2〜3本ずつ不人気作品が打ち切られる過酷な環境だ。その悲劇を何度も目にしてきたジャンプ読者が『鬼滅の刃』の新連載の表紙と第1話目を見たとき、古くさい絵柄などから「この漫画もすぐに打ち切られるだろう」と無意識に判断していたのだろう。

またジャンプはアンケート結果を掲載順に反映させるが、本作が特別前の方に掲載されていたという訳ではない。長い間中間辺りをウロチョロするため、下から数えた方がはやい位置に掲載されていた回もあった。そのためジャンプ読者のイメージは人気を得ているというよりは、何となく打ち切りを回避しているイメージのが強かったのだろう。現に連載1年目はネットで本作の掲載順が少し上だったり、コミックスが重版されたりすると「『鬼滅の刃』ピカピカに光ってるよ!」とネタにされたりもしていた。今は失明するのではないかというレベルでピカピカに光っていて驚いている。

 

 

『鬼滅の刃』が「連載初期は打ち切り寸前だった」という噂は、当時のジャンプ読者が本作に抱いていたイメージに尾びれがついて広まった結果なのだろう。「連載初期は打ち切り寸前だったのに、テレビアニメ放送で一気に火がついたシンデレラストーリー」というラベリングをしたい人が多いのも原因かもしれない。

 

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