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『カリオストロの城』×『天空の城ラピュタ』×「山崎貴」=3DCGアニメ映画『ルパン三世 THE FIRST』

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モンキー・パンチ先生の人気マンガを山崎貴監督が3DCGアニメ化した『ルパン三世 THE FIRST』を観た。

 

STAND BY ME ドラえもん

【映画パンフレット】 ドラゴンクエスト ユア・ストーリー DRAGON QUEST

山崎貴監督の3DCGアニメ映画といえば原作の名作エピソードを再構築してドラえもんとのび太の出会いから別れを描いた『STAND BY ME ドラえもん』が興行収入83.8億円の大ヒットを記録する一方で、原作にはない「成し遂げプログラム」という追加設定が賛否を呼んだ。また今年の夏に公開された『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』では、ラストを映画用に大幅にアレンジした結果、大炎上した。そのため山崎貴監督の3DCGアニメ映画にあまり良いイメージを持っていない人も少なくないかもしれない。

 

 

そういう意味では今回の『ルパン三世 THE FIRST』は安心して観れる作品になっていた。『ルパン三世』は幅広い世代に愛されている作品である一方で、それぞれが持つルパンという作品のイメージが違ったり、好きなテイストが異なったりする厄介な作品でもある。山崎貴監督は今回『ドラクエ ユア・ストーリー』のときと違って、『ルパン三世』の思い出についてインタビューで熱く語っており、特に宮崎駿監督作品が好きだとしている。そのため今回の3DCGアニメのルパンとヒロインの関係は『カリオストロの城』に似ており、物語の展開は『天空の城ラピュタ』っぽさ、謎解き要素は『インディ・ジョーンズ』っぽさがある作品になっている。

 

 

ただ個人的には『ルパン三世』はハードボイルドなテイストの方が好きなので、「悪くはないけど、物足りないな… というか、かなり微妙…」みたいな感じだった。銭形刑事はコメディ色が強いキャラで、五右衛門は謎のあざとさが全開… 不二子のお色気シーンがほぼ無しなのも残念だったし、今年の山崎貴監督作品『アルキメデスの大戦』と『ドラクエ ユア・ストーリー』と比較してもメッセージ性に欠けた気がする。テレビスペシャルと比較してもハズレ回寄りのストーリーだったように思える。ハッキリ書けば「毒にも薬にもならない」タイプの映画である。

 

ただ好きな人は好きだと思うし、『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』以来23年ぶりの単独映画かつシリーズ初の3DCGアニメなので一見の価値はあるのだと思う。

 

 

正直な話あまりオススメというわけではないが、エンドクレジット手前のメッセージにはジーンときた。原作者が亡くなっても、キャラクターは生き続ける…

 

 

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