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『ジャンプSQ』に新作読み切り『DEATH NOTE aキラ編』掲載!広がり続ける「デスノ・ユニバース」

ジャンプSQ. 2020年3月号

『デスノート』の新作読み切りが発表された。内容自体は以前公開されたネームを読んでいたので知っていたが、扉ページのアオリであった「今この時代のデスノートの物語。」に相応しい内容だった。

 

しかし改めて『デスノート』の「このノートに名前を書かれたものは死ぬ」という設定の面白さを実感させられる。この設定はついこの間新作が発表された『GANTZ』と同じく、一つの設定でいくらでも物語を展開させることができる。現に『デスノート』は様々な形で、人々を楽しませてきた。という訳で、今回は自分が触れた『デスノート』関連の作品の簡単なレビューを書く。

 

 

  • 読み切り(連載前)

DEATH NOTE (13) (ジャンプ・コミックス)

『DEATH NOTE HOW TO READ 13』に収録されている、連載版の前の読み切り版。主人公は学校でいじめられている中学生。偶々拾ったデスノートを日記帳として使ったところ、そこに名前を書いた自分をいじめてたクラスメイトが死んだという内容。連載版にはない「デスイレイザー」と呼ばれる消しゴムでノートに書いた人の名前を消すと生き返るという設定がある。その設定を生かしたラストの展開はかなりの衝撃。一本の読み切りとして完成度も高い。ただ原作者は消しゴムのアイデアは使いたくなかった模様。

DEATH NOTE (13) (ジャンプ・コミックス)

DEATH NOTE (13) (ジャンプ・コミックス)

  • 作者:小畑 健
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/10/13
  • メディア: ペーパーバック
 

 

  • 連載版

DEATH NOTE カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

読切の反響を受けて実現した連載版。連載版でノートを拾う主人公は天才高校生で、犯罪者を殺すことで「犯罪や戦争のない平和な世界」を作り上げようとする。今でこそネットではネタにされがちな「ポテチテレビ」含めて、初めて読んだときは「驚きと衝撃」の連続でハマりまくっていた。

DEATH NOTE コミック 全12巻完結+13巻セット (ジャンプ・コミックス)

DEATH NOTE コミック 全12巻完結+13巻セット (ジャンプ・コミックス)

  • 作者:小畑 健
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/10/13
  • メディア: コミック
 

 

  • アニメ版

デスノート / DEATH NOTE コンプリート DVD-BOX (1-37話, 840分) アニメ [DVD] [Import]

原作に忠実なアニメ版だが、とにかく演出に力が入ってた。『バクマン。』でいうところの「シリアスな笑い」を全力で体現している作品。「ポテチテレビ」のシーンなんで、ライトがスタイリッシュにポテチを食べるから笑いが止まらない。ラストは原作と少し異なり、ライトが「ノートを拾う前の純粋なライト」の幻影とすれ違うシーンが切ない。

 

 

  • 実写映画版

DEATH NOTE デスノート

実はラストのトリックに重大な欠陥がある実写映画版。ただ原作では叶わなかった「ライトとLの決着」をみせてくれることから、世評は高い。本作公開の10年後に公開された『Light up the NEW world』の世評は悪かったが、個人的には原作のラストで扱いが悪かったミサのライトへの想いを映像化してくれた点では感謝している。

DEATH NOTE デスノート

DEATH NOTE デスノート

  • 発売日: 2015/03/14
  • メディア: Prime Video
 
DEATH NOTE デスノート the Last name

DEATH NOTE デスノート the Last name

  • 発売日: 2015/03/14
  • メディア: Prime Video
 
デスノート Light up the NEW world

デスノート Light up the NEW world

  • 発売日: 2017/04/05
  • メディア: Prime Video
 

 

  • 読み切り版(2008年)

DEATH NOTE 完全収録版 (愛蔵版コミックス)

『DEATH NOTE 完全収録版』に収録されている原作完結3年後に発表された読み切り版。本作のキラは病気や貧困などで死を望む高齢者のみをデスノートで殺害する。「またもや面白い展開!」と思ったが、ラストは結構後味悪い。でも好き。という感じ。

DEATH NOTE 完全収録版 (愛蔵版コミックス)

DEATH NOTE 完全収録版 (愛蔵版コミックス)

  • 作者:小畑 健
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2016/10/02
  • メディア: コミック
 

 

  • テレビドラマ版

「デスノート」Blu-ray  BOX

「ライトが天才大学生ではなく、普通の大学生だったら!?」というファンなら誰もが一度は妄想したことがある設定で挑んだテレビドラマ版。ライトが急に原作準拠のハイレベルになったかと思えば、急にバカになったりと頭脳レベルの上げ下げが激しい。またLがお笑い芸人のネット動画を見ながら「ウイザーinゼリー」飲んでたり、メロがニアの人形になってたりと改変も凄い。ただ窪田正孝のライトの演技は藤原竜也と肩を並べる評価を持つ。ちなみに「ポテチテレビ」はポテチの袋から光が漏れてバレる。

#1

#1

  • 発売日: 2015/07/06
  • メディア: Prime Video
 

 

  • Netflix版

ポスター/スチール写真 アクリルフォトスタンド入り A4 パターン2 デスノート Netflix 光沢プリント

Netflix製作のハリウッド版『デスノート』。ぶっちゃけ前述したテレビドラマ版は「かなり良かった」と思えるくらい酷いクオリティ。というか、原作の『デスノート』のルールは完全に無視な上、謎にグロシーンに力を入れている。一番衝撃なのは「ワタリ」の名前が「ワタリ」だったこと。なんだこれ。しかもLはLで証拠抑えようとライトの家に突入して、証拠が見つからないとブチギレて銃でライトを撃ち殺そうとするトンデモ展開。一番頭脳戦をしていない『デスノート』。

 

 

  • 最後に…

最後は今回の新作。今回ノートを拾うのはライトのように「頭の良い」人物。やっぱりデスノートは頭が良い人が持ってこそ、そして原作者の大場つぐみ先生が書いてこそだと実感。連載版『デスノート』のライトの昨年はどれも驚いたが時代の影響で古くなり、現代だと実現不可能なのが多いのも事実。今回の読み切り版では、SNSなども活用して見事に「現代版」へとアップデートしてくれた。キラの考えた作戦には心底唸らされたし、あのオチもかなり好きだ。『デスノート』はこういう形で、今後も定期的に楽しませて欲しいと心から願う。

 

ジャンプSQ. 2020年3月号

ジャンプSQ. 2020年3月号

 

 

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