デボラ派の自分が久々に『ドラクエV』をプレイしたら、完全にビアンカとの物語だったことに気付いた話

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今年は映画の公開もあって、久々に『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』をプレイした。ゆとり世代なので、当然のようにDSのリメイク版である。まー、それはどうでもいいことなのだろうが、久々にプレイして感じたのは想像以上にビアンカとの物語だったこと。自分はDSのリメイク版から追加された第三勢力であるデボラ派なのだが、第三者視点で「ゲームを現実に起きてること」として捉えながら見ればデボラを選ぶというのは「頭がおかしい選択」でしかない。

 

 

だって、結婚イベントまでデボラと殆ど関わってないんだよ。会話らしい会話は「あんたってよく見ると小魚みたいな顔してるのね。小魚は身体にいいし嫌いじゃないわよ。」程度。ビアンカとフローラの2人から選べという流れで、「ちょっと、待った」という感じで登場する貫禄は「真打登場」とも取れなくないけど、リアル視点で見れば明らかにおかしい流れ。ここでデボラを選んだら、身体目当てだと思われてもやむなし。主人公も普段無口のくせにとんでもないセクシークイーンにいったと驚かれるのは当然だ。

 

 

それに対してビアンカは幼少期に一緒にお化け退治という貴重な体験をした関係。しかも結婚直前という奇跡的なタイミングで再開する存在。その後も一緒に水のリングを探す冒険に付き合ってくれたりと、「常に主人公の隣にいたのは私」感を演出。その冒険中の会話も「私本当は主人公のことが好きだけど、それはいってはいけない定め」みたいなかまって欲しいオーラが全開。しかもビアンカの父親に聞けば、彼女は実の娘ではないことも分かり、主人公にもらって欲しいという希望まで口にする。対抗馬のフローラには丁度良く幼馴染みという役割もいるわけだし、パッケージにビアンカがいるという刷り込みやその前の過程でビアンカのリボンを使ってキラーパンサーを再び仲間にしていることなどを踏まえれば、ビアンカを選ぶのが必然ともいえる。少なくとも、国語の試験で「この物語の主人公は誰と結婚したと思いますか?理由と併せて述べなさい」とか出題されたら、多くの人がビアンカを選ぶのではないだろうか?

 

 

ここまでビアンカのための物語が演出されてたわけだが、結局自分はデボラを選んだ。本作のエンディングでは幼少期からの振り返り映像が流れる。そこでは主人公とビアンカがお化け退治をしている様子が映し出された。ただし、次の結婚式のシーンで隣にいたのはビアンカではなくデボラだった。もしかしたら幼少期から主人公のことを好きだったかもしれないビアンカは選ばれなかった。そんな人生の一幕を見たようで切なくなった。

 

アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストV 天空の花嫁

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