MDMA所持容疑で逮捕された沢尻エリカ容疑者と『ヘルタースケルター』と『人間失格』

f:id:junk-weed:20191120204539p:image

沢尻エリカ容疑者がMDMA所持容疑で逮捕された日のSNSは彼女が出演する映画の2タイトルが話題になった。奇しくもその2タイトルは共に蜷川実花監督作品の『ヘルタースケルター』と『人間失格』だった。

 

ヘルタースケルター

『ヘルタースケルター』は2012年に公開された岡崎京子の同名人気マンガを実写映画化した作品。舞台挨拶での「別に」「特にないです」が話題になった『クローズド・ノート』以来5年ぶりの映画で、興行収入21.5億円の大ヒットとなった。

この映画で沢尻エリカが演じたのはりりこという眼球と爪と耳とアソコ以外すべて作り物にするほどの危険な整形手術をしたことで誰もが羨み、憧れる美貌を手に入れたカリスマファッションモデル。りりこは感情の起伏が激しく、劇中で精神的に不安定になり違法薬物にも手を染めてしまうという設定。そのためネット上では、エリカ様とりりこを重ねる声が多かったのだ。

警視庁の事情聴取にエリカ様は「10年前から薬物をやっていた」と供述していることから、この映画の撮影中は既に薬物をやっていたことになるが、「薬物をやっていないという程で、女優『沢尻エリカ』として撮影や宣伝をしているエリカ様」と「自分が手にしたものを失うことに怯え、違法薬物にまで手を染めてしまう『りりこ』を演じるエリカ様」、果たしてどちらが彼女の「本心」に近かったのか?もしかしたら、「カメラの前で演技している姿」の方が「映画宣伝のためにバラエティに出演している姿」より彼女の本心に近かったのかもしれない。

 

 

また今年9月に公開されたばかりの『人間失格』も話題になった。沢尻エリカが本作で演じているのは、太宰治の弟子にして愛人の静子。彼女は彼に日記の内容を『斜陽』にトレースされた挙句、子供ができたと知ると音沙汰がなくなる可哀想な子だ。傍から見れば完全に「利用されるだけされて捨てられた女」だが、ラスト『斜陽日記』を出版して社会的な地位を確立した静子が彼との間にできた赤ちゃんの頭を嬉しそうに撫でながら微笑む姿は、多くを失っても尚且つ「彼女なりの幸せ」を確実に手にしたことを表しているようだった。静子を演じた沢尻エリカは違法薬物に手を染めた結果、多くを失うことになるが、果たして彼女はそれでも違法薬物に手を染めたことでしか手に入らないような「彼女なりの幸せ」があったりしたのだろうか?

 

 

ところで蜷川実花監督はエリカ様が違法薬物に手を染めていたことを知っていたのだろうか?それとも知らなかったのだろうか?それとも確証はないが、勘付くくらいはしていたのだろうか?事実は分からないが、監督はどういう気持ちでエリカ様をキャスティングして、演出していたのだろうか?

 

 

深読みし過ぎな気がする…

でも「やめられない。これが私のライフスタイル」

ヘルタースケルター

ヘルタースケルター

 

 

Twitterアカウント

Junk-weed’s Blog (@junk_weed) on Twitter