『天気の子』の陰で『東京喰種 トーキョーグール【S】』が静かにコケる…

f:id:junk-weed:20190723194430j:image

新海誠監督最新作『天気の子』がオープニング3日間で16億円を超える大ヒットスタートを切る裏で、松竹の大作SF映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』が「雨・雨・雨…」と気分が沈みそうなくらい静かにコケた

 

  • 興行収入10億円突破が厳しいスタート

f:id:junk-weed:20190724005406j:image

『東京喰種 トーキョーグール【S】』は全国292スクリーンで封切られ、オープニング3日間の興行は1億1200万円だった。この数字は2017年に公開され興行収入11.0億円を記録した前作『東京喰種 トーキョーグール』のオープニング2日間の興行2億3200万円を大きく下回るスタートとなってしまった。最終興行は10億円を下回る見通しだ。

『チャイルド・プレイ』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

ちなみに同日公開で本作より公開スクリーン数が100以上少ない『チャイルド・プレイ』は全国188スクリーンで封切られオープニング3日間で興行収入1億0970万8400円をほぼ同程度の興行を記録している。

 

 

  • 前作も期待値以下の興行収入

前作は松竹初の300館クラスのSFアクション超大作として松竹史上最大の製作費をかけた作品。松竹の常務取締役は興行目標は30億円と力を入れていた。しかし前述した通り興行収入は11.0億円と目標の1/3程度と伸び悩んだ。正直この興行収入では続編は難しいと考えていたので続編の製作が発表された時は驚いた事を記憶している。

 

 

  • 続編製作の理由

前作の興行収入が目標に大きく届かなかったにも関わらず続編を製作した理由を本作プロデューサーは「邦画界のヒットの1つの基準である興行収入10億円を超えたこと」「配信・DVD・セル・レンタル・海外販売と二次利用が良かったこと」「前作を観た人の9割が続編を観たいと答えたこと」をあげている。また本作より興行収入が高いにも関わらず続編が作られなかった映画が多い現実に触れ、本作は原作ファンが作品を好意的に受け入れてくれたという事も続編製作の後押しになったとしている。

 

 

  • R-15指定の是非

f:id:junk-weed:20190724193842p:image

前作のレーティングが事実上年齢制限がないPG-12指定だったのに対して、本作は15歳未満が鑑賞出来ないR-15指定とレーティングを上げた。一方で前作の支持層のメインは中学生・高校生の男子と12〜18歳だったという。前作公開から2年経った事から男子生徒も成長した事も考慮に入れて勝負に出たのかもしれないが、結果とすれば裏目に出た形だ。

 

※興行とは別に個人的には価値ある勝負だったと思っている

 

  • シリーズ3作目は難しい…

最終興行10億円突破が厳しそうな本作。主演の窪田正孝さんを筆頭に製作陣はシリーズを続けたいという気持ちは強いだろうが、現実的には難しそうだ…

 

<関連記事>

 

Twitterアカウント

Junk-weed’s Blog (@junk_weed) on Twitter