『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』が興行的にあまり上手くいっていないという現実

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『ゴジラ  キング・オブ・モンスターズ』は多くの人が何となくヒットしているというイメージが植え付けられていると思う。ただ実際に数字を見てみると思いの外興行的に振るっていない。

 

本作の製作費は1.70億ドル。コレは2014年に公開された前作『GODZILLA』の製作費1.60億ドルを0.1億ドル上回る数字だ。一方で全米興行収入は前作の最終興行2.00億ドルに対して、本作の最終興行見込みは1.10億ドル前後と半分程度の興行に留まる見込みで全米興行での製作費回収は難しそうな結果となった。ちなみにこの興行は1998年に公開されたエメリッヒ版『GODZILLA』の全米興行1.36億ドルも下回る見通しだ。

 

 

また日本での興行収入もオープニングでは前作比133.1%の大ヒットスタートを切り、最終興行40億円以上が見込めると予測されていた。しかし最終的には前作の最終興行32.0億円を下回る見通しで、当初目標の40億円はおろか30億円すら下回る可能性もある。前作の公開は夏休み興行を狙った7月末公開だったが、本作は梅雨時期で閑散期の5月末公開だったのも影響したのかもしれない。

 

更に世界興行も振るっていない。レジェンダリーが展開するモンスターズバースは『GODZILLA(2014)』が世界興行5.29億ドル、『キングコング 髑髏島の巨神』が世界興行5.66億ドルと共に5億ドルを突破するヒット作になっている。一方で本作は世界興行3.8億ドル前後に留まり、世界興行4億ドルを下回りそうな雰囲気だ。

 

 

ただし中国興行だけは前作の興行収入0.77億ドルを大きく上回る興行収入1.34億ドルを記録している。コレは全米の興行を超える大ヒットとなっており、本作が世界で一番稼いだ国は中国である事を意味する。

 

 

現在撮影中で小栗旬も出演する『ゴジラvsキングコング』での興行的挽回を期待したい。

 

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