藤原竜也に従う砂糖の一粒になりたい映画『Diner ダイナー』の感想

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藤原竜也主演の『Diner ダイナー』を観た。

 

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藤原竜也が殺し屋しか客が来ない店の天才シェフを演じるだけでも面白そうなのに、予告編で「俺はーーーーーーーーーーーーーー、ここのーーーーーーーーーーーーー王だ! 砂糖の一粒までが俺に従う。従うか、死ぬかだ」と強烈にインパクトのあるセリフを叫んでいれば絶対観たいと思うし、マネしたくもなる。こんなにマネしたくなったのは少年革命家ゆたぼんの「ハイサイまいど!少年革命家のゆたぼんです!」以来だ。当然現実世界で突然マネし始めたら「頭おかしい認定」されるからやらないけど…

 

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監督は写真家の蜷川実花さん。監督作品にはエリカ様が「別に…」でやらかした後に5年ぶりに女優復帰作品として公開された『ヘルタースケルター』があり、今年9月には小栗旬が川から上がってきて「あー、死ぬとこだった」と呟く『人間失格』が控えている。

 

 

映画のストーリー自体は個人的には「普通…」といった感じだったが、映像と役者の演技が凄く魅力的に感じる作品だった。

 

映像面だと予告編から分かる通り、鮮やかでカラフルなカットが続いて観ていて非現実的な気分が味わえる。出てくる食べ物のビジュアルも奇妙なのに実際に自分で食べたいと思えてしまうほど魅惑的に描かれている。

またアクションシーンは音楽をバックに藤原竜也達が『マトリックス』みたいにスローモーションや決め画で戦闘を見せるから、最初は少し古臭いなと思ったけど段々MVみたいで楽しくなってきた。そのまま第九が流れ始めて、少し画面の質が荒くなって戦闘はクライマックスになるから「カッコいいけど、シュールで少し笑えるシーン」になっててとても奇妙な感覚に陥った。

 

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役者のシーンは『デスノート』の夜神月役で悔しさを表現するのが上手い役者として注目を集めた藤原竜也と窪田正孝がスクリーンで夢のコラボ。藤原竜也と窪田正孝の新旧夜神月が叫んで、狂って、泣いて、笑って、イケボを出すのはこの映画くらいなのではないか?とにかく奇妙な世界観で役者の演技合戦が観れただけでも凄く魅力的な映画だなと感じました。

 

 

ちなみに最初に紹介した藤原竜也が叫ぶ「俺はーーーーーーーーーーーーーー、ここのーーーーーーーーーーーーー王だ! 砂糖の一粒までが俺に従う。従うか、死ぬかだ」のセリフは色々なバージョンを撮ったみたいです。メイキング映像を観ると、「あー、やっぱり役者って大変なんだな…」と再認識します。

 

またこのセリフは藤原竜也曰く「苦労してネタを提供している」らしいです。

 

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ちなみにガーリィレコードが公開前からネタにしていました。

 

 

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DAOKOとMIYAVIの主題歌も良かったし、ストーリーはともかくオーバーアクトとオーバー演出が続く作品が好きな人にはオススメです!

千客万来

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ダイナー (ポプラ文庫)

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