『君の名は。』に対する「女子高生とタイムスリップはもう十分」という否定意見への違和感

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興行収入250.3億円を記録したメガヒット作品『君の名は。』の否定意見の中で個人的にどうしても納得出来ないモノがある。

 

それは是枝裕和監督の「この映画に限らず、女子高生とタイムスリップという題材からはそろそろ離れないといけないのではないか、と思います」や矢田部吉彦さんの「“女子高生とタイムスリップ”はもう十分なんじゃないかなと個人的には思っています。」というタイプの否定意見。

 

勿論日本映画のみならずドラマや小説などの歴史を辿っていけば女子高生がタイムスリップしたり、入れ替わったりする映画は山程あって人生を50年以上生きている人からすれば飽き飽きしてるのかもしれません。コレはSF要素のない高校生の恋愛映画や恋愛ドラマにも同じ事が当てはまると思います。

 

 

ただ忘れてはいけないのは高校生は毎年世代が入れ替わっていて、多くの人にとって高校生活は3年間しかないという事だと思います。そしてその期間に自分と同じ高校生が題材の青春映画を見て感情が刺激されるという体験は大切だと思うので、「もう要らない」とかではなくて常に作り続けていかなければならない題材だと思うのです。50代にとっては量産型の薄っぺらい映画だと感じたとしても、15〜18歳にとってはリアルタイムの新鮮な体験になるのです。

 

またこの手の映画はその時代の高校生のトレンドを残せる事が出来ます。一昔前なら携帯電話のメールでやり取りでしたが、今ならスマホのラインです。こういう時代の流れに沿ってアップデートされた作品が作られる事は価値があると思うし、大人の「女子高生映画は飽き飽き」という都合で「自分が高校生だった時代の匂いがパッケージされた作品」がないというのは寂しい気がします。

 

 

だから自分は常に『週刊少年ジャンプ』にはラブコメはあるべきだと思うし、連載期間はリアルタイム世代が主人公と年齢が離れすぎる前にラストを迎えるというのが理想なのではないかと考えています。

 

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君の名は。

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