2018年地上波映画視聴率ランキングTOP10とワースト視聴率映画

2018年に地上波で放送された映画の視聴率ランキングトップ10とワースト視聴率作品を解説します。

 

第1位 君の名は。17.4%

君の名は。

テレビ朝日

興行収入250.3億円と日本映画史上歴代4位のメガヒットになった新海誠監督の『君の名は。』が視聴率17.4%で2018年の映画視聴率ランキング1位を獲得。本編ノーカット放送でエンディングのみ新海誠監督による特別編集がなされたバージョンが放送された。また本作の地上波初放送のタイアップとしてテレビ朝日は深夜帯で新海誠監督の過去作品を連続放送したり、放送中は新海誠監督が手がけたZ会のCMをノーカット放送したりソフトバンクの特別版CMを放送したりなどかなり力の入った放送となった。

テレビ朝日は本作の地上波放映権を獲得するために東宝から言い値で10〜20億円の大金を注ぎ込んだとも言われているが少し期待ハズレだったのではないかと予測される。ちなみに昨年放送された興行収入254.8億円の『アナと雪の女王』の視聴率は19.7%だった。

君の名は。

君の名は。

 

 

第2位 相棒-劇場版IV- 首都クライシス

          人質は50万人!  特命係 最後の決断 15.8%

相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断 Blu-ray通常版

テレビ朝日

興行収入250.3億円の『君の名は。』が視聴率17.4%と少し期待ハズレな数字だったテレビ朝日だったが、テレ朝のドル箱コンテンツの『相棒-劇場版Ⅳ-」は興行収入19.2億円と『君の名は。』と比較すれば大きな差があるのにも関わらず視聴率では肉薄する結果に。いかにテレ朝にとって『相棒』ブランドが強力か証明する形となった。また放送日をレギュラー放送の最終回の翌週に流した戦略も上手かった。

 

第3位 ハウルの動く城 14.5%

ハウルの動く城 [DVD]

日本テレビ

スタジオジブリの宮崎駿監督が手掛けた興行収入196.0億円の大ヒット作品が6回目の放送にも関わらず高視聴率を記録した。前回の放送時の視聴率は15.5%と数字の落ちが少なかったのもプラス材料。「ハウルの声ってキムタクだったの!?」と毎回驚く人が居るのが恒例だ。

ハウルの動く城 [DVD]

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ハウルの動く城 [Blu-ray]

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第4位 となりのトトロ 14.0%

となりのトトロ [DVD]

日本テレビ

スタジオジブリの宮崎駿監督が子供達に外で遊ぶ楽しさを知って欲しいと製作したにも関わらず、子供達がトトロばかり家で見て思いが伝わらなかったと不貞腐れているという噂がある国民的アニメが16回目の放送でも14.0%の高視聴率を記録した。ただしコレは歴代ワースト記録。それでも前回の放送時の14.2%から落ち幅が少ないのはプラス材料。ちなみに本作放送日は『銀魂2』の公開日だった。観た人なら意味が分かる。

となりのトトロ [DVD]

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となりのトトロ [Blu-ray]

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第5位 ジュラシック・ワールド 13.9%

ジュラシック・ワールド (吹替版)

日本テレビ

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』公開タイアップで放送された本作が地上波初放送時の13.4%を超える見事なパフォーマンスでランクイン。近年洋画の2回目の放送は一桁まで落ちるケースが多い中見事だ。やはりタイアップ放送は依然強い傾向にある。ただ地上波初放送時は番組オリジナルの吹き替え版を製作して放送したけど、2回目は続編公開に合わせて劇場版公開吹き替えを放送。後者のが視聴率を取ったのは日テレ的には皮肉だ。

 

第6位 もののけ姫 12.8%

もののけ姫 [DVD]

日本テレビ

スタジオジブリの宮崎駿監督が手掛けた興行収入193.0億円の大ヒット作品が10回目の放送でも高視聴率を記録。歴代ワーストだった前回の放送時の15.1%からの落ち幅がやや大きく、歴代ワーストを記録してしまったのは残念だが、放送から1週間経ってもTwitterにトレンド入りしてるなど驚異的なパフォーマンスも見せた。

もののけ姫 [DVD]

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もののけ姫 [Blu-ray]

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第7位 ホーム・アローン 12.6%

ホーム・アローン (吹替版)

日本テレビ

クリスマスの定番映画が12回目の放送にも関わらず高視聴率を獲得。前回放送時は9.9%と二桁を割ったが見事なV字回復を見せた。日テレ的には近年の大ヒット作品を高価格で購入して拡大放送して11%台が限界なのに、何回も放送した定番映画がサクッと12%越えだから複雑だろう。ちなみに主演はマコーレー・マコーレー・カルキン・カルキンと改名したらしいです。

ホーム・アローン (吹替版)

ホーム・アローン (吹替版)

 
ホーム・アローン (字幕版)

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第8位 魔女の宅急便 12.5%

魔女の宅急便 [DVD]

日本テレビ

スタジオジブリの宮崎駿監督が手掛けた人気作が14回目の放送でも高視聴率を獲得した。しかしこの数字は前回放送時の18.8%から大幅ダウン。前回の放送は前々回から4年半空いたが、今回は2年経っての放送だったのも影響したのだろう。ちなみに本作のタイアップからジブリと日テレの蜜月関係が始まったと言われている。

魔女の宅急便 [DVD]

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第8位 紅の豚 12.5%

紅の豚 [DVD]

日本テレビ

スタジオジブリの宮崎駿監督が機内上映用に制作していたが長編化して劇場公開された本作が12回目の放送でも高視聴率を獲得した。前回の放送時は13.2%と、宮崎駿監督作品の中では比較的マイナーな気もするが安定した数字を誇っている。

紅の豚 [Blu-ray]

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紅の豚 [DVD]

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第10位 猫の恩返し 12.2%

猫の恩返し/ギブリーズ episode 2 [VHS]

日本テレビ

スタジオジブリ唯一の続編相当作品が6回目の放送でも高視聴率を獲得。前回放送時は12.4%だったので下落率も少ないのが特徴。ジブリの中では変化球扱いの作品だが安定したパフォーマンスを見せ続けている。唯一の弱点は上映時間が短すぎて放送時間が大幅に余ってしまう事。余った尺は日テレがその時推したい作品や番組の宣伝に使われる。

猫の恩返し / ギブリーズ episode2 [DVD]

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猫の恩返し/ギブリーズepisode2 [Blu-ray]

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ワースト ボクの妻と結婚してください。 3.6%

ボクの妻と結婚してください。

フジテレビ

ゴールデンタイム放送のワースト視聴率は織田裕二主演作品の地上波初放送。サッカー日本代表のワールドカップ初戦・コロンビア戦が平均視聴率48.7%を記録した裏での放送だった。ちなみに本作一番の見せ場でワールドカップの速報テロップが流れるなど残念な放送だった。

 

 

10作品中8作品が日本テレビ系列『金曜ロードshow!』枠での放送で映画枠の強さを感じさせました。ただ10作品中6作品がスタジオジブリ作品で、その内5作品が宮崎駿監督作品なので宮崎作品が強いだけなのかもしれませんが… その宮崎作品も歴代ワースト視聴率を更新してしまうケースが多いので辛いです… タイアップ放送や定番作品の放送は依然強い傾向は続いているのでこれからも放送し続けて欲しいものです。

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