北川景子×野木亜紀子の超強力タッグスペシャルドラマ『フェイクニュース』の感想

f:id:junk-weed:20181012011853j:image

フェイクニュース | NHK 土曜ドラマ

今回は10月20日(土)に夜9時からNHKで放送された「NHKドラマ初主演 北川景子×NHKドラマ初執筆 野木亜紀子」の超強力タッグスペシャルドラマ『フェイクニュース』の感想です。

 

あらすじ

大手新聞社からネットメディアに出向してきた東雲樹(北川景子)はある日、編集長の宇佐美寛治(新井浩文)からインスタント食品への青虫混入事件について取材するよう命じられる。樹の前に現れたのは、SNSに青虫混入の投稿をした男(光石研)。この男は嘘をつぶやいたのか。一体、何が目的なのか。
青虫混入の投稿をきっかけに、事態は思わぬ方向へ拡大。企業間の争いにまで発展し、やがてその矛先は樹自身にまで及ぶ。何が本当で何が嘘かもわからない世界の中で、樹は記者としてフェイクニュースにどう立ち向かうのか。一連のフェイクニュース騒動の果てに、樹が見つけた真実とは――。 

あらすじ・予告編動画 | フェイクニュース

 

 

個人的な感想

f:id:junk-weed:20181022180901p:image

北川景子の美貌や魅力の話は今回は置いといて凄く面白かったです。以下ネタバレあり。

 

  • PV数を稼げ!

f:id:junk-weed:20181022181608p:image

主人公はネットニュースを書く職業に就いているのですが、上司から「PV数が取れる内容にしろ!」や「PV数が稼げそうな記事のタイトル変えて」みたいな指示が出るんですね。それに対して北川景子は思う所があって居酒屋で愚痴ってるんですけど、自分は上司の気持ち凄く分かるんですよ。このブログとかでも「多くの人が検索してくれそうなワードを入れよう」とか少なからず考えてしまっているんで… 苦笑いしながら見てました。

 

  • 青虫うどん

f:id:junk-weed:20181022172841p:image

今回の物語の発端はカップうどんに青虫が入っていたというツイートが話題になり、「それがデマなのでは?」と感じた北川景子が取材をしていくというモノ。

matome.naver.jp

www.yomiuri.co.jp

この青虫うどんは恐らくペヤングのゴキブリ混入事件を題材にしていて、販売再開の時に大量買する客など「こんな事もあったな…」と懐かしくしてくれる。

matome.naver.jp

またペヤング騒動に便乗したような形でTwitterで拡散されたブタメンの中にゴキブリが混入していたというツイートの事も思い出した。

 

  • 拡散されるツイートと当事者になる恐怖

f:id:junk-weed:20181022181729p:image

ドラマ内では青虫うどんの話題に関するツイートはドンドン拡散されていき、それに関するツイートも拡散されていく様子が描かれる。ただその中でこの話題を話のネタとして軽く扱っていた大学生がイキナリ当事者になった描写は恐怖を感じた。自分も普段あの大学生のように話題を消費しているので…

 

  • 炎上した人はボコボコに叩いていい風潮

この物語では北川景子の個人情報がネット上に次々と流出していき、挙げ句の果てには根も葉もないが花はある嘘まで書かれるようになっていく。作中でも「北川景子は日本人ではない!」みたいなデマが流れたが、近年炎上した人の名前をネットで検索すると純粋な日本人であっても「◯◯◯◯ 在日」や「◯◯◯◯ 韓国」という検索候補が普通に出てくる。仮に日本人ではないとしても国によって一括りにして非難すること自体が許しがたい。またエンドクレジット中に上ツイートのMAD映像が流れるが、コレも近年世間に騒がれた人間は避けられない宿命のようになっている。もちろん悪い事をした人は悪い事をした分罪を償うべきだし、ある程度は社会的制裁の意味を含めて仕方ない事なのかもしれないが炎上した人間を徹底的に叩き続ける風潮は正直反吐が出る。

 

 

「このネットニュースどうなの?」

フェイクニュースとは違うが最近気になったネットニュースを紹介。

 

  • 釣りタイトル

smart-flash.jp

『カメラを止めるな!』のパクリ騒動のネットニュース。タイトルには「パクリだ!」とキャッチーな文字が並ぶが記事内容とは乖離が… ただこのタイトルだけで本作をパクリ作品と叩く人は意外と多い。

 

  • 本当に途中退場したの?

www.nikkan-gendai.com

『ヴァレリアン』公開で来日したリュック・ベッソン監督がゆりやんにドン引きしてジャパンプレミアを途中退場したという記事。ただ本記事以外のネットニュースを含め多くの報道では終始円満なプレミアだったとされており、ゆりやんもこの件を否定している。果たして途中退場は事実だったのか…

 

  • 断片的な情報だけで炎上した人を更に下げる

www.zakzak.co.jp

アメフト問題の対応で炎上した日大の田中理事長が輪島の葬儀に現れず男を下げたという内容の記事。ただ『週刊文春』の記事では田中理事長は日大の病院に輪島を匿い、輪島が癌で入院している事がマスコミに漏れないように「輪島の入院を秘密にしろ!」と指示を出したと報道されている。しかしこの記事のコメント欄では親友の葬式に出席しなかった事を非難する声が多数… 本来なら「男を上げる」エピソードもアメフト問題の炎上によって断片的な情報で「男を下げる」内容にされてしまった。炎上した人の悪い面ばかり報道するのではなく、『週刊文春』のように良い事も悪い事もフェアに報じるように心掛けることは大切だ。

 

劇中で描かれていたように信用度が落ちていく…

 

 

最後に…

色々な伏線があって今週末放送される後編も楽しみですが、唯一の不満があるとすれば北川景子のテコンドーのシーンがカット割りで誤魔化されていた事ですね。前編の再放送が10月25日(木)午前1時(水曜深夜)からあるみたいなので気になった人はオススメです!

Junk-weed’s Blog (@junk_weed) on Twitter