『名探偵コナン』95巻で衝撃展開!作中と現実の時の流れのギャップが産んだ文明の闇

名探偵コナン (95) (少年サンデーコミックス)

[注意]『名探偵コナン』95巻のネタバレ有り

『名探偵コナン』95巻で物語に大きな動きがあった。しかしその展開は連載開始時では想像も付かなかったであろうものだった。

 

SNSの拡散で工藤新一がバレる

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95巻の衝撃展開はSNSで「工藤新一は生きている」という事実が拡散されてしまった事だ。ただ冷静に考えると本作の連載初期の頃にSNSがこのレベルまで発達するとは予想出来なかっただろう。つまりこのバレ方は時代の流れによって生まれた産物だと考えられる。

 

初期は弁当型携帯FAX

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頻繁にネット上ではネタにされるが、連載初期の頃は阿笠博士が弁当箱に市販のFAXをくっ付けただけの「弁当型携帯FAX」という訳の分からない発明品を開発していた。今の時代に連載が始まってたらまず生まれなかった発明品。

 

 

イヤリング型携帯電話も…

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時代の流れで消えた発明品としてはイヤリング型携帯電話が挙げられる。コレはイヤリングに連絡機能を備わっており、少年漫画の探偵アイテムとしてのワクワク感も備わった魅力的な発明品だったが携帯電話の普及と共に消えた。

 

携帯電話のメアド機能も…

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ただ上2つの発明品は連載初期に消えたとしても特別違和感はない。ただ本作で残念なのは黒の組織のあの方のメールアドレスが携帯電話のプッシュ音で『七つの子』のメロディになるという物語の中で大きく盛り上がった重大な設定だったが、そろそろプッシュ音を知らない世代が出て来ておかしくないレベルで時代遅れな設定になってしまった。またスマホ全盛期の今なら確実になかった設定とも言える。

 

 

現役の蝶ネクタイ型変声機

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ただ時代の流れの中生き残っている設定もある。その1つが蝶ネクタイ型変声機だ。ただこの設定もコナンの現実世界に合わせての服装のアップデートに対して違和感は産んでしまっているように感じる。実際問題声の変声などスマホでも出来るし、現代科学の水準で博士の技術を持ってすれば小型化も可能だろう。ただコナンという作品のイメージ戦略として捨てられない部分でもあるのだと考えられる。

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※最新作のメインビジュアルでは青スーツと蝶ネクタイ

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※劇中ではメインビジュアルとは異なりカジュアルな服装

現に劇場版シリーズもポスターでは最新作でも青いスーツと蝶ネクタイでビッシリ決めてるが、劇中で青いスーツを着る事はなくなった。

 

(C)青山剛昌/小学館

(C)2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 

 

最後に…

物語の登場人物が年齢を取らない「サザエさん現象」という言葉はあるが、永遠に日常が続くスタイルではないコナンにとっては時代の流れは1つの作品として違和感を生んでしまう事が避けられない。ただそこも含めて長期連載の面白さだとも感じる。

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