「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」は不可能なアクションが連鎖する傑作だ!

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今回はトム・クルーズ主演「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」の感想を語ります!

 

観る前の期待度

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<出典:Mission: Impossible - Fallout (2018) - Rotten Tomatoes>

とにかく前評判が高い本作。

期待出来ない訳がない!

トム来日でテンションは最高潮!

ただ残念なのはシリーズ初の3D映画なのに3D上映している劇場が極端に少ない!都心のIMAXが備わっているシネコンですら2D上映ばっかりだ。日本人には3D映画はあまり浸透しなかったんだな…  仕方なく渋々2D版を観てきました…

  

観た後のネタバレ感想

評価:★★★★★(5段階)

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とにかく最高な作品でした!3作目で結婚したジュリアが再登場してシリーズの繋がりも感じさせファンには嬉しい1本になってたと思います。

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<出典:『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』TVスポット<レビュー編> - YouTube>

ここからはストーリーの順にアクションの裏側を知れる公式動画などの解説を交えながれ本作を振り返っていきたいと思います。

  • 悪夢の結婚式

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冒頭では全世界のファンが気になっていたイーサンの奥さんが再登場!ただこのシーンはイーサンの悪夢で彼女を幸せに出来なかった事への後悔や悔しさ・情け無さなど様々な想いを感じさせ、イーサンが本気でジュリアを愛していた事が分かって嬉しいシーン。

M:i:III(吹替版)

M:i:III(吹替版)

 
M:i:III (字幕版)

M:i:III (字幕版)

 

 

  • 銃アクション

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トムが仲間とミッションどちらを取るかの選択に悩みミッションを失敗するシーン。銃撃の音が派手でカッコいい!それと同時に多くの命を守る為に目の前の1人の命を犠牲に出来ないトムのスパイとして弱さを見せる。これが本作のテーマ。

 

  • 偽のテレビ放送

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ミッションに失敗した結果核爆発が各地で起きたという偽ニュースが流される。最初は「マジか…」と思ったが、途中で敵を騙している事に気付いた。でもベンジーがついに顔マスクを被る事が出来たと喜びでいっぱいになれたシーン。良かったね、ベンジー。この流れからのオープニングクレジットもメチャクチャカッコよくて早くもテンションMAXへ。

 

  • ヘイロージャンプ

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CMでもバンバン流れているヘイロージャンプ。

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<画像は本作のフライヤー>

このアクションはパーティ会場に行く為に何故か高度7620メートルという富士山(3776メートル)の2倍以上の高さからワザワザパラシュートを付けて飛ぶというよく分からない設定なんだけどトムが本当に飛んでいる事で他の映画とはまるで迫力が違う!大画面に映し出されトムの姿はメチャクチャカッコいい!それだけに「3Dで観たかった…」と劇場で公開としたシーン。

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上の動画を観るとこのアクションは低酸素・減圧病と戦わなければならず、知らぬ間に失神する可能性もある危険なアクションだったという。その為に対策されたのが、特別なヘルメットを開発する事とリハーサルの為に巨大な送風機のあるセットを作ることだったという。動画を観てもらえれば分かると思うが、普通ならこの巨大セットで撮影した素材をCG合成してアクションシーンを完成させる。しかし本作ではその後トムは106回も飛び降りたという。この動画では更に夜の撮影だった為1日1回日没間際の3分間しか撮影出来なかった事や撮影直前に地上で純酸素を20分間吸わなければならなかったエピソードが映像付きで語られるているので是非観て欲しい。個人的にこのメイキングを観て驚いたのはトムよりトムのアクションを撮影する為に一緒に降下しているカメラマンの方だ。プロの職人って本当にスゲーな… 

ところでこのシーンで悪役が雷雨の中飛び込んで気絶してトムに助けられたが、自分はトムに助けられたことを知らずにドヤ顔するシーンがあったけどアレってトムが助けなかったからアソコである程度話終わってたよね?アイツ結構無能じゃ…

 

 

  • トイレでのアクション

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「ターミネーター3」と同じレベルで人が壁や鏡に当たると粉々に粉砕していくのが見せ場のアクションシーン。死なないか心配だったが、結果的に銃で死んだ。

ターミネーター3 (字幕版)

ターミネーター3 (字幕版)

 

 

  • パーティ会場でのアクション

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「ミッション:インポッシブル 」シリーズというよりは「007」シリーズっぽかったパーティ会場でのアクションシーン。金髪の彼女もボンドガールっぽい雰囲気を醸し出すが、太ももを見せつけながらナイフを出すシーンはメチャクチャカッコよくてテンション上がった!カッコいいー!

 

  • 迫る水

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「ダンケルク」でも似たようなシーンがあった。これも本当に水中で撮影したというから凄い。この作品に出るとトム以外の俳優も身体を張らなくてはならない!

ダンケルク(字幕版)

ダンケルク(字幕版)

 
ダンケルク(吹替版)

ダンケルク(吹替版)

 

 

  • バイクチェイス

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<出典:『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』ヘイロージャンプフィーチャレット - YouTube>

バイクチェイスは前作も素晴らしかったが、本作は車が多く走っているパリの凱旋門の周りを逆走してグルグル回るアクションを見せつける!とにかくバイクが車に衝突するのではというスリルで本当に自分が映画の世界に入り込んだかのようなエキサイティングな体験が出来る!しかもこのシーンも当然のようにトムが本当にバイクを運転しているのが素晴らしい!

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また予告編でも公開されているバイクが車に衝突するシーンは、<Mission impossible Fallout in Paris Behind the Scenes - YouTube>でメイキング動画が観れるので必見!トムがワイヤーにつられて空中を舞うのが面白い。後、このシーンを始め観た時に「前作と同じでまたクラッシュするのかよ…」と思ったが、今回はしっかりと意味があって良かった。ところで始めのバイクが走る走らないのシーンはヘンリー・カヴィルがバイクにトリックを仕込んだのかと思ったけど、アレは本当に偶然だったのかな?

 

  • 女警官を助けるトム

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ハリスをして誘拐して車に乗せようとする所を女警官に見つかるシーンのどうしようもない感は凄くリアルで笑った。個人的に昔イヤホンをしながら自転車を走らせていたら白バイに見つかって逃げたけど後ろから追ってきて注意と職質を受けるしかなかったことを思い出した。ちなみにイヤホン運転はやめました。後この話凄いスケール小さい。ただ女警官を守る為に銃を乱射したシーンはカッコ良かったし、助けを呼べるように通信機にスイッチを入れてあげたシーンも良かった。

 

  • カーチェイス

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カーチェイスの見せ場でイルサがイーサンの前に立ちはだかるのって前作と同じ構図だよね。でも本作でイーサンは彼女を弾く!まぁ、前回は生身の彼女にバイクのトムだったから少し違うけど…

 

  • またもやベンジーマスク!

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今回の悪役の正体を暴くためにチームで協力して騙すのは最高!そしてベンジーが再びマスクを使えて良かったね!ただその後のアラン・ハンリーの死は残念。それを乗り越えて走り出すイーサンはやっぱりカッコいい!あんなにストレートにカッコよく走れるのはトム・クルーズと織田裕二くらいだ。

 

  • 建物の間をジャンプ

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トムが骨折した事で話題になり本作一番の宣伝になったシーン。トムはこのシーンで骨折した時もカメラが回っている間は演技をし続けてカメラが止まるとその映像をチェックして「最高のシーンが撮れた!」と喜んだというのだから彼の映画にかける想いの強さを感じさせる。

このシーンの直前のベンジーのタブレットの上下が逆だったのと2Dでマップを見てたため立体感を無視した指示を出していたギャグは最高に面白かったし、トムの会社のオフィスの中での異物感や椅子を体全体を使って投げ飛ばして窓ガラスを割るシーンはメチャクチャカッコよかった!その後、窓の外から飛び降りなくてはならないトムをサラリーマンが眺めているシーンもシュールで笑った。

ちなみにベンジーが「2Dで見てた」というシーンは少し2D上映で観ててゴメンという気持ちにもさせられた。関係ないと思うけどさ…

 

 

  • ヘリコプターチェイス

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本作の最大の見せ場のヘリコプターチェイスのシーン。このシーンも3D映えしそうな立体的なアクションが多かったのに2Dで観たことに悔いが残る。特にトムがヘリコプターに登っている時に一度落ちるシーンやラストでヘリとヘリが重なり合って崖の間から落ちるシーンとかは物凄く立体感を意識しているように感じた。 

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このシーンのメイキング動画も公式で公開されているが、この撮影の為だけに2000時間に及ぶ訓練を受けてヘリコプターの免許を取得したり、ヘリを操縦するイーサンを中から撮影する為にヘリにカメラを配置する為の改造を施すなどCGを使わずにフレッシュなシーンを撮影する為の苦労が物凄く伝わってくる。でもその甲斐あって今まで観た事も無いヘリコプターチェイスを観ることが出来る。

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ヘリが墜落するかもしれないハラハラシーンも実際にトムが操縦している様子を撮影。このシーンは箱根のロープウェイに乗った時の感覚を思い出した。これも凄いスケール感の小さい話だな… とにかく本物の風景でしか味わえないキレイでクリアな映像も堪能できてとても満足しました!緑溢れる自然の中にある滝という風景が本当に素晴らしい。

ただトムとクリストファー・マッカリー監督は現場のヘリコプターシーンの撮影が迫力があり過ぎて映画の完成版を観た時とてもガッカリしたというから驚きだ。個人的にはこれ以上無い最高のヘリコプターチェイスだと感じたが、一体何処まで高みを目指しているのか… 彼らがイメージしていた映像を観てみたいと感じたエピソードでした。後、サイモンとレベッカはトムがヘリから落ちるスタントがある事を知らなかったのでトムがヘリから落ちた時本気でパニックになったらしい。そりゃ、怖いよ!

 

  • イーサンをよく知る2人の共同作業

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1作目から出演してイーサンとの関係が長いルーサーとお互いを愛し合いイーサンと結婚したジュリアというイーサンをよく知る2人が協力して爆弾を解除するシーン。ジュリアがイーサンの最近の様子を聞いて「イーサンはイーサンさ」と答えるルーサーには痺れた。 これはシリーズのファンの為のシーンだ。

ちなみにルーサーは冒頭で、ジュリアはシリーズを通してイーサンが守った2人。これオープニングではイーサンのスパイとしての弱さとされていたけど、この2人を守った結果今回のミッションは成功した。つまりイーサンの誰も見捨てれない性格が弱さではなく強さとして描かれる事でイーサンのキャラを見事に掘り下げている。

 

  • イルサとベンジーの共同アクション

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イルサが魅惑的な太ももで技をかけようとするが本作では悪戦苦闘。前作ほど太ももを見せてくれなかったり技が決まらなかったりで彼女に関しては少し残念。イーサンとは良い感じになってたけどね!ベンジーは現場でアクション出来るほど出世したんだなと感動。思ったより強かったのもビックリ!ただ首が絞まって死にそうになるみたいなギャグシーンも挟まれるから上映時間の長さが気にならないの高ポイント。

 

  • 崖のアクション

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予告編で観た時は崖登るのは2作目と同じじゃんと思ったが、今回はしっかりとストーリー的に意味があって良かった。

M:I-2 (字幕版)

M:I-2 (字幕版)

 
M:I-2(吹替版)

M:I-2(吹替版)

 

 

  • カットされたパーティでのアクション

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予告編であったパーティ会場の上でのロープアクション。アクションは撮ったけどストーリーに組み込めなかったらしい。凄い撮影方法だな… でも監督インタビューを読むと前作はアクションから物語を考えけど本作は感情描写を最優先して物語から組み立てたと答えているんだよな…  後、上にも書いたけどそれを言ったらパーティ会場に潜入する為に上空7620メートルからダイブするのもやっぱりオカシイよね!まぁ、もしかしたらこのシーンはヘリのアクションと画的に被ると思ったのかもしれないけどね!

 

  • カットされたヘリコプターアクション

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予告編のラストでトムの操縦するヘリコプターと車が激突しそうになるシーンは「どうなるんだ!?」と物凄く期待した分本編に無かったのはとても残念。上映中も「あのシーンなかったな… この後あるのかな? でももうヘリ壊れたけどな…」と不安になった。本当にどうなったんだこの後… 

 

結論

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ラストでジュリアとの関係にしっかりと決着を付けたのも良かったです。ハリウッド大作はシリーズ映画なのに居なかった事にされる事も多いから今までのシリーズの流れをしっかりと汲み取る作りは本当に良かった。トムも相変わらずカッコよくて次回作も本当に楽しみです!最後に大迫力のアクションシーンは劇場のスクリーンで大音量で観ないと絶対後悔します!アクションが大迫力なのに全体的に何が起こっているか理解しやすくて観やすいのも高ポイントです!自分はCGバリバリの映画も大好物ですが、やっぱり本物の興奮には敵いません。今後ノースタントアクションは色々な意味で厳しい時代が来るかもしれません。もしかしたら真の意味での最後のアクションスターになるかもしれないトムのこれからの活躍にも本気で期待しています。オススメです!

 

おまけ1

映画にはお金がかかると改めて感じさせるエピソード。

 

おまけ2

自分は本作を字幕版で観たんだけど吹替版を担当したDAIGOが、

試写を観てくださった方には今のところ好評です。今回は手ごたえを感じています。これまでのアフレコ人生の中で、一番しっかりと全力でやらせてもらいました

と正直にコメントしていて笑った。シリーズ通して基本的に吹替版で観てたのでいつか吹替版で見直したいなと感じました。

ちなみに広瀬アリスの方は、

色気のある声でと演出を受けたのですが、“なぜ?”って一言がどうしても言えなくて、20テイクくらい重ねてしまって…。結局“どうして?”に変わりました(苦笑)何気ない一言が難しかったですね…

とセリフを変更したらしい。大丈夫なのかな?ただこういうセリフ変更ってあるんだなと感じたエピソードでした。

ウォンテッド(字幕版)

ウォンテッド(字幕版)

 
ウォンテッド (吹替版)

ウォンテッド (吹替版)

 

 

おまけ3

公式がなっち語。

 

おまけ4

ジェレミー・レナーの話。残念だけど次回作への希望はある。でもここでマッカリー監督の脚本の書き方が乗ってるけど「朝日新聞」の夕刊のインタビューだと上に書いたように今回は物語から作っていったと答えていた。言ってる事が矛盾してるけど、多分書きながら作ったが正しいんだろうな。だとしたらよく出来ている。

 

おまけ5

海外の俳優は偶に顔の区別がつかなくなる。だから始めにハリスがベットで寝ている時ベンジーが悔しすぎて笑ってるのかと勘違いした。後レベッカの方は一発で分かったけどイーサンが「足を洗え!」と物凄く心配してたから一瞬「アレ、これがジュリアなんだっけ?」と混乱した。頭悪いな自分… 後本当にどうでも良いけどよく行くシネコンの受付のお姉さんが結構好みのタイプでした。意識し始めたら何か少し恥ずかしくなって来たので「自分はタダのそこら辺に大勢の客の1人」と暗示をかけながらパンフレットを買いました。自意識過剰すぎで気持ち悪い… 反省…

 

パンフレット

本作のパンフレットはYouTubeに公開されている公式動画よりも掘り下げてアクションシーンについてのエピソードが語られている。他にも監督や出演者の本作に対する想いが伝わってくるのでオススメ。