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「名探偵コナン ゼロの執行人」は最新テクノロジーを使ったトリックが良かった!

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今回は「名探偵コナン ゼロの執行人」を語ります。

 

観る前の期待度

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興行収入83億円を超え今年度No. 1ヒット作品になっている本作ですが、正直このまま劇場公開時はスルーしてソフト化されてから観るんだろうなと考えていた作品です。しかし「万引き家族」を観に映画館に行った時ちょうど10分前に上映が始まっていた為「次の回を待つのはタルいけど何かしら映画観て帰りたいな…」と思った時ちょうど良いタイミングでコナンの上映が始まるとの事だったので急遽チケットを購入して鑑賞しました。ただ本作は前評判として「安室を100億の男にする」とか「ゼロ落ち」とか少し近付き難いイメージを受けたのも事実。一応コナンの原作は読んでるし劇場版も全て観てるんですがどうにも観る前は乗り気になれなかったのが正直なところ。

劇場版 名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)

というのも最近のコナンの劇場版は興行収入が右肩上がりである事などの世間との評価とは逆に個人的にはドンドンノレないシリーズになってしまっていて… その極に達したのが第20作目の「漆黒の悪夢」でミステリーの要素が殆ど無いに等しかったのが物凄くガッカリだったんですね。正直この手のシリーズ物は「ダイハード」も「ターミネーター」もシリーズが当初持ってた魅力はドンドン損なわれていくのに対して爆発みたいなド派手なシーンという本来味付け要素だった要素がドンドン前に出てきて最早爆発させるためにおまけでミステリーを付け足しているみたいのが凄く嫌だったんですよ。

劇場版名探偵コナン から紅の恋歌 (BD+DVD) [初回限定特別盤] [Blu-ray]

ただ前作「から紅の恋歌」では従来のミステリー要素と爆発のバランスが戻ってきた感じがして、もしかした今年のも良いかもと少し期待をしながらダメでも仕方ないなくらいの気持ちで鑑賞しました。

 

観た後のネタバレ感想

評価:★★★★(5段階評価)

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普通に面白かった!いや、正直始めは「万引き家族」を見逃した自分へのモヤモヤ感もあってサミット(映画のクライマックスのアクションが映える)の為の建物や乗り物などの紹介がテレビのプロモーション映像としてオープニングで紹介する手際の良さは毎回「ジュラシックパーク」の冒頭の紹介並みに上手いなと感心しながらも阿笠博士のダジャレクイズの所で「やっぱり観るべきではなかったかも…」なんて正直思っちゃったんですね。

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今回の物語はサミット会場が開催前に爆発されて何故かその容疑者に毛利小五郎が挙げられ次々と証拠が出て逮捕されたあげく送検されてしまうんですね。以前陣内智則が「犯人は毛利小五郎」というネタを披露してたが現実のものになったんだなと少し冗談を挟みながらコナンは安室透率いる公安が裏で何かをしてるんじゃないかと疑いをかけるんですね。ただ毛利小五郎が取り調べを受けてる最中に東京中の家電製品が故障するという謎の現象が起きその原因をIoTテロだとコナンが気付いくんですね。このIoTテロを持ってきたのは面白いなと思ってここら辺から物語にグッと引き込ました。

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その後警視庁に向かうコナンのアクションシーンも最高で、車が車が操られて暴走するみたいなのは「ワイルド・スピード/ ICE BREAK」でも似たような事をやってましたがこっちは爆発で車が吹き飛んだりしてより派手になってましたし、向こうは無人の車だったのに対してこっちは有人なのでよりタチが悪い。その宙に浮かぶ車を上手くスケボーで避けて通るコナンの一連のアクションシーンは位置関係も凄く分かりやすい奥行きの感じられるアクションで凄く良かったです。ただ安室透と目的が一致して一緒に行動するのなら車に乗せて貰えばいいのでは?とは思ってしまいましたがコナンのスケボーシーンを観せたかったのとラストでコナンと安室が一緒に車に乗るのを際立たせたかったという脚本上の都合なのでしょう。

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はやぶさをモデルにしたと考えられる「はくちょう」という無人探査機が警視庁に落ちるという展開も本作ではプロット上でしっかりと説得力があり本筋のミステリーとも絡んでた上にドローンという流行りのアイテムを持ってくるのも好感度が高い。ただ中盤の東京でのIoTテロを含めて折角盛り上がる設定を作り出しただけに「シン・ゴジラ」「いぬやしき」程の緊迫感が演出出来なかったのが悔やまれる。この2作品程自分が被害者になってしまうのでは無いかという怖さは無かった。

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本筋の事件が解決後に荒唐無稽なアクションシーンが付くのはコナンの映画ではお約束の展開。ただ今回は事件の内容が重かった分商業作品としてコナンと安室透のド派手なアクションを観せ付ける事で観客をスカッとさせて満足度を高める意味では良かったと思う。少し取ってつけた感もあったけどね… 後、年々蘭姉ちゃんの活躍が少なくなってませんか?

最後に毛利小五郎絡みの件に対してメチャクチャキレるコナンはカッコ良かったけど、安室透に理由を聞いた結果「君の本気を引き出したかったから」という解に対して「買い被りすぎだよ」とキメ顔で去っていくコナンはどうなの?何だか問い詰めようとしたけど予想外に自分が褒められて有耶無耶になった感があって小五郎少し可哀想じゃない?正直福山雅治の音楽がかかった時はビビった。主題歌字幕も久々だったし… 先日の日大のアメフトの当該選手も会見までネットで「コイツは反則の常習犯だ!」みたいに不当に叩かれてたし、「あずみ」や実写版「ルパン三世」のプロデューサーが逮捕された時は大々的に報道されたのに、冤罪だと分かって釈放された後はほとんど報道がなかった事などがあった事を考えるとこの展開は飲み込みにくい。ただ近年のコナン映画の中では昨年に続いて純粋に楽しめました。オススメです!

 

おまけ

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ところで安室透が爆破現場に居たのがテレビに映ってたけどその辺りは黒の組織はスルーなの?後、「安室を100億の男に」ってのはやっぱり「君の名は。」の「三葉は200億稼いだJK」みたいなノリなの?

 

おまけ2

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これはいつも思うんだけど目暮刑事とあんなに真面目そうに話してたコナンが公安に盗聴器を相手につけるためとは言え急に駄々こね始めたら周りの大人はどう思ってるんだろ?ここもツッコムところじゃないか…

 

おまけ3

自分の何個か隣に居たおばあちゃんが上映中恐らくトイレの為に席を立ったんだけど、その時自分の前を前屈みで「すみません」と小声で断ってから前を通ったことに感動した。トイレから戻ってくる時も同じ対応だった。正直最近この手のおばあちゃんが上映中に無言で前屈みする事なくスクリーンの前を堂々と横切るケースにばかりあっていたが、やっぱり良い人は居るんだなと実感できた。まぁ、この行為が普通なんだろうけどさ… ただ改めて人を見た目や性別、年齢で色々思い込んだりしてはいけないなとも感じた。反省と自戒を込めて。