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「ボクの妻と結婚してください。」はどう受け止めていい映画なのか凄く困ったという話

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ボクの妻と結婚してください。

[注意]このエントリーは「ボクの妻と結婚してください。」が好きな人は不快な気持ちになる可能性があるので読まない方が良いです。

織田裕二主演「ボクの妻と結婚してください。」が地上波初放送してたから観たんだけどどう受け止めていい映画なのかすごく悩んで困る映画だった。

 

以下ネタバレ

 

本作のザックリしたあらすじは今まで家族を蔑ろにするくらい仕事熱心な放送作家の織田裕二が膵臓ガンで余命数ヶ月な事が判明する。だから自分が死んだ後も妻と子供が苦労しないで過ごせるように自分の代わりの夫を探して妻に再婚してもらおうと奮闘する物語。

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まず冒頭で何故かスイカの皮を剥くシーンがスローモーションで演出されて「この映画大丈夫かな?」と本作の先行きが不安になる。

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織田裕二のキャラの説明として氷点下の中で涙は凍るのかという実験をしようとしたけど、涙を出す為に用意した玉ねぎが凍って泣けないというギャグが挿入される。このシーンは少し戸惑いを感じながら笑った。

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織田裕二が自分が死んだ後の妻と子供を想像するシーン。カーテンが開けっ放しで冷たい風が吹いて凍えている様子が伺える。とにかく心配する。

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妻の再婚を相手を探せば良いと健康ランドで閃く織田裕二。演出がイチイチオーバーで面白い。

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織田裕二が思い描く再婚シーン。とにかく「おめでとう!おめでとう!」というお祝いの言葉だけが永遠に繰り返される狂ったシーン。でもこれも織田裕二の妄想だから全然OKだ。

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妻の再婚相手を探す為に年収1000万円以上の男性だけが集まる婚活パーティに参加する織田裕二。彼の職業が医者だと知って女子達と一緒に大はしゃぎする織田裕二。多分このシーンは織田裕二の事情を知らない人から見るとゲイに見えるというギャグなんだけど…

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このギャグのせいで後に出てくる理想の再婚相手を見つけた時の織田裕二の「彼、ドストライクです!」もそういうセリフに聞こえてしまうから人間って本当に不思議。織田裕二って昔ゲイ疑惑あったしね…

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高身長で慶應大学卒業で、年収1500万円の俗に言う三高が揃った男性を見つけて結婚の素晴らしさを青島刑事のテンションで力強く語る織田裕二。ただこのシーンの説得の内容が1人だと中華料理屋で一品しか注文できないけど、家族がいればまず餃子でお酒を一杯飲みながらラーメンとチャーハンを2人で半分こにしてデザートの杏仁豆腐も食べれる。子供が出来れば青椒肉絲や春巻きも食べれて楽しくなるというイマイチピンとこない内容。でもこのセリフに彼は心動かされる。織田裕二スゴい!「踊る」でも脱サラ前はやり手の営業マンだったしね!

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妻にガンだと知られて悲しませないように自分の担当する番組の一番人気の女の子を使って不倫を装う織田裕二。でも多分妻は不倫のが悲しむし、妻がその現場を都合良く見てくれる可能性の低い作戦。

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妻の悪口をワザと言って別れようと切り出す織田裕二。本当は感動的なシーンなんだけどいつもの織田裕二テンションで何だか笑ってしまう自分が憎い…

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番組の一番人気の女の子を使ったせいで週刊誌に報じられる織田裕二。特にこの後この子についてのフォローはない。この映画で一番の被害者。普通に可哀想… この後どうなったんだろ… 無実の罪でネットで叩かれまくったんだろうな… ちなみに本作の公開年は2016年だからちょうどベッキーとゲス川谷の不倫報道を皮切りに次々と不倫報道がされていた時期。 

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3人で仲良く映画館デートする織田裕二。この映画館明るすぎてセット感が半端ない。後、織田裕二のメチャクチャ楽しそうな笑顔が何だか憎めない。

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家族だけの結婚式の予行演習のシーン。新郎新婦の前で自分と妻の思い出を泣きながら語り「ボクの妻と結婚してください。」と頼む本作一番の感動ポイント。ただ凄く結婚しにくいなと思うのは自分だけだろうか…

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織田裕二の感動スピーチからの拍手。ちなみにワールドカップで日本がコロンビアに勝ったという速報テロップが流れてまるでサッカーの勝利を祝うシーンみたいにもなっている。ここで思わず織田裕二が泣き出すのも何だかテロップと対応しているみたいで面白い。

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※「サンデー・ジャポン」/ TBSテレビ

余談だが元なでしこジャパンの丸山桂里奈さんによるとコロンビアは火曜日にめっぽう弱いから日本が勝てる可能性は「無きにしもあらず」「勝てちゃうんです!」とコメントして爆笑されてたけど、本当に火曜日に日本は下馬評を覆してコロンビアに勝つことが出来た。サッカー詳しくないからよく分からないけどいきなりコロンビアハンドして日本先制点ゲットしてたしね!丸山桂里奈の分析力スゴい!こういう一見どうでも良さそうや共通項からポシディブな要素を見出す姿勢は本当に憧れる!

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ちなみにこの結婚は妻が夫の最後の願いを叶えるために三高男に演技をしてくれと頼んでい事が織田裕二の死後明かされる。多分ここも感動ポイントなんだろうけど織田裕二が騙されたみたいで少し可哀想。隠し事をしない夫婦が理想みたいな回想は何だったのか… まぁ、でもここは素直に良いシーンと受け取るべきなのかな…

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よくポスターを見返したらキャッチコピーとしてウリにされてるし… まぁ、これは良い嘘として受け取るべきだなと少し反省。

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ただ最後の織田裕二の遺書も個人的には「お金を目一杯使いなさい。」とか「人の悪口を言いなさい。」とか「飲み会は三次会まで参加しないさい。」とか「思い出を買いなさい。」とかものすごく押し付けがましくて嫌い。織田裕二は嫌いじゃなくてむしろ好きなくらいなんだけどこのラストは残念…

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最後に先日亡くなられた大杉漣さんが織田裕二のガンを見抜いて全てを分かっている良い人という役所なんどけど、故人な事もあってまるで本当に神の視点から語っている人のように感じた。大杉漣さんの声ってやっぱり凄く良いな。

後、織田裕二が死ぬシーンが無かったのは個人的に残念。どうせならオーバーな織田裕二演技が観たかった。正直この映画は織田裕二という圧倒的なスター性のある俳優が主演では無ければ最後まで観られなかっただろう。そういう意味では改めて織田裕二のスゴさを実感出来た作品だった。

 

というわけで個人的な本作の感想でした。気になった人は是非自分の目で確かめて見てください。ただここに挙げたツッコミポイントは今思うと空回りする織田裕二を温かい目で笑いながら見守るという妻視点で観れば良く出来てる映画なのかも… そうか!これそういう映画なのか!オススメです!

ボクの妻と結婚してください。

ボクの妻と結婚してください。