「トランスフォーマー/最後の騎士王」の続編が白紙に… 「バンブルビー」やマイケル・ベイの今後は!?

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マイケル・ベイ監督がメガホンを取り最終章3部作の第1章として「最終章の幕開け」というキャッチコピーで公開された「トランスフォーマー/最後の騎士王」の続編の無期限延期が発表された。今回は何故続編が白紙になったかを解説します。

 

公開前から降板を発表していたマイケル・ベイ監督

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実は公開前から本作でシリーズ10年目の節目として降板を発表していたマイケル・ベイ監督。ただし彼はシリーズ3作目の時も4作目の時も監督の降板を宣言していたので彼の降板発表は宮崎駿監督の引退発表並みに信憑性に欠けるものだと思われていた。

 

マーク・ウォルバーグも本作で降板を発表

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本作で降板を発表していたのは監督のマイケル・ベイだけではなく、主演のマーク・ウォルバーグも降板を発表していた。彼は撮影期間の5ヶ月の間の身体の状態を整えるための厳しいトレーニングや長髪で生活することが許せなかったと語っている。もちろん半分ジョークだろうが、彼は「これが最後なんだ。自分の生活を取り戻すよ」とシリーズ降板をほのめかしていた。

 

 

本作の評価は!?

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全米の大手批評サイト「ロッテントマト」での本作の評価は批評家支持率:16%・観客支持率:45%と絶望的な数値だった。ただし元々本シリーズの批評家支持率はシリーズ1作目から酷評が続いており、観客支持率もシリーズ2作目以降は全て酷評されている。本シリーズが今更批評面でシリーズが凍結されるとは考えにくい。

 

全米での興行が大幅ダウン…

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批評面での凍結が考えられなくても、興行面での凍結は映画ビジネスとしては当然行われる。本作の全米での興行収入は製作費約2.17億ドルというシリーズ最高額に対して約1.30億ドルしか稼げておらず、これはシリーズワーストの成績だ。また前作の全米興行収入約2.45億ドルを大幅に下回っている。

 

世界興行も大幅ダウン…

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さらに本作は世界興行も約6.05億ドルと前作の約11.0億ドルから大幅ダウンしている。これは前作が記録的なヒットになった中国での興行収入が前作から1億ドル以上の大幅ダウンを記録したことに加え、世界的にも前作からのダウンが激しくシリーズが世界的に飽きられていることを証明している。現に日本での興行成績も前作の29.1億円から17.5億円まで大幅に下げている。

 

パラマウントが続編の公開日を白紙に…

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この興行的な結果を受けて当初2019年6月28日から公開予定になっていた「最後の騎士王」の続編の無期限延期が発表された。配給・製作の米パラマウント・ピクチャーズが実質的にシリーズを白紙としたということだ。

 

 

シリーズの今後は?

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では「トランスフォーマー 」シリーズの新作はもう2度とスクリーンで観られないのか?そんな疑問が浮かびそうな興行結果だが、実は今年の12月(日本公開は2019年春)にスピンオフ作品の「バンブルビー」の公開が決定している。監督はマイケル・ベイ監督ではなく、「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」を手がけたトラヴィス・ナイト監督を務める。

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予告編を観るとマイケル・ベイ監督と比べてトランスフォームのシーンがとても丁寧でスッキリしていて見やすい印象を受ける。ベイ版はガチャガチャした印象を受けたトランスフォームシーンだが、本作ではとても滑らかでスムーズだ。もちろんトランスフォームシーンのどちらが優れているかは個人的な好みに分かれるだろうが、今までのベイ版とは雰囲気が異なる作品が出来ることはまず間違いなさそうだ。(個人的にはベイのが好き。)

 

バンブルビーのシリーズ化は!?

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本シリーズの製作のロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラによると「バンブルビー」がヒットすればシリーズ化も検討しているという。またオプティマスプライム単独映画もリストにあると語っている。つまり無期限延期になったのはマイケル・ベイ監督の「最後の騎士王」の直接の続編にあたる作品だということになる。

 

というわけで、「トランスフォーマー 」シリーズの今後は今年12月公開の「バンブルビー」次第ということらしいです。またマイケル・ベイ監督が再びメガホンを取る可能性はかなり低いようです。結構評判が悪いようですが、個人的には「最後の騎士王」はかなり楽しめました。オススメです。

 

 

おまけ 新3部作の第1章だった前作

トランスフォーマー/ロストエイジ[AmazonDVDコレクション]

本作の前作にあたる4作目の「トランスフォーマー/ロストエイジ」は公開時新3部作の第1章として公開された。しかし5作目が公開される時は何故か5作目が最終章3部作の第1章という扱いになっていた。「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズや「ターミネーター」シリーズもそうだけど大抵3部作の後の新3部作は興行的に上手くいかない。

 

おまけ2 莫大な広告費を得るシリーズ

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本シリーズは毎回大量の企業とタイアップする事で莫大な広告費を得ている。特に4作目では広告費だけで約160億円の収益があったと言われている。

 

おまけ3 マイケル・ベイ監督の次回作は!?

デッドプール (字幕版)

マイケル・ベイ監督の次回作は「デッドプール」のライアン・レイノルズと組み、6人の大富豪が、自分たちが死んだことにして密かにチームを結成し、極悪人たちに制裁を下すという新作アクションスリラーである「Six Underground(原題)」を製作費1.50億ドルをかけてNetflixで2019年より限定配信する予定だという。

 

おまけ4 マイケル・ベイ監督の今後の噂

 Robopocalypse(原題)

ロボポカリプス

作家ダニエル・H. ウィルソンのSF小説「ロボポカリプス」の実写映画化で、ロボットの反乱が原因で、人類が絶滅の危機にさらされるというストーリー。スピルバーグが監督したかったが、スケジュールの都合から降板してベイを監督に指名したという。「トランスファーマー」シリーズ同様大型シリーズを目指すと噂されている。

Lobo/ロボ

LOBO ポートレイト・オブ・ア・バスティッチ (DC COMICS)
DC版「デッドプール」とも言われるアンチヒーローを主人公にした実写映画の監督候補の1人にベイがあがっているという噂がある。