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「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけ役・矢島晶子降板に寄せて…

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「クレヨンしんちゃん」で主人公の野原しんのすけ役を26年3ヶ月演じた矢島晶子さんが6月29日の放送を持って同役を降板する事が発表された。

youtu.be

これは矢島晶子さんがフジテレビの「爆笑そっくり紅白歌合戦」にテレビ朝日に無許可で出演した時の映像だ。(しんちゃん絡みの件は1:43頃から)この動画を見れば分かると思うが、彼女の地声はしんちゃんの声とはかけ離れている。そのため声優のスゴさを改めて感じさせられるたりもする。今回の降板理由は「キャラクターの声を作る作業に意識が集中し、役としての自然な表現が出来にくくなってしまった為です」と語っているという。この動画を踏まえればこの言葉に遊ばなく、それだけ苦労が多かったのではないかと考えさせられる。

正直なところ最近は「クレヨンしんちゃん」のアニメはチェックしていない。しかし世代的には生まれる前から存在するキャラクターであり、慣れ親しんで来た世代だ。それだけに今回の降板はとても寂しい。

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先日地上波で昨年の「映画クレヨンしんちゃん」が放映されいた。レギュラー放送はチェックしていなが、映画は一応全てチェックしているため本作も録画をして鑑賞した。その時驚いたのはひろしの声が変わっている事だ。変わったという報道は知ってたし、その声はTwitterのトレンドに上がっていた動画で確認していた。しかしその事実に改めて直面するのは辛かった。そして既にこの声がお茶の間に馴染み始めているという事実も辛かった。

2代目しんちゃんのハードルは高く感じる。あの独特の声に寄せるのか、それともオリジナルで行くのか… 前者は「ルパン三世」を、後者は「ドラえもん」を連想させる。これから先も長く国民的アニメとしての地位を築いていって欲しい身としてはこの選択はとても難しいと感じる。

最後にしんちゃん役の交代はまだまだずっと先だと感じていた身としては、今回の降板は本当に寂しく思います。しかし本人が今のまだしんちゃんの声が成立している状態(本人の現状の満足度は置いといて)で降板したいという気持ちはプロ魂を感じ、とてもカッコよく思えました。思えばテレビを見る習慣を付けたのも、映画を特別なものと感じたのも、小学生ながら青年マンガを読むという貴重な体験をさせて貰ったのも全て「クレヨンしんちゃん」があってこそです。その恩はここでは挙げきれません。そしてその経験はあの声で無ければ成立しなかったかもしれません。しばらくはレギュラー放送からは離れていましたが、最後の放送は絶対に確認したいと思います。最後まで頑張って欲しいです。

 

[追記]

「クレヨンしんちゃん」のテレビアニメは当初制作会社のシンエイ動画はそこまで力を入れていたアニメではなく上層部からも「半年持たせてくれ」と言われていた程度の期待度の作品だった。放送初回こそ平均視聴率4.0%と低視聴率だった本作だったが、次第に人気を伸ばし最高視聴率28.2%を記録する程の番組に育っていた。現在でも平均視聴率10%程度をコンスタントに記録しており、劇場版も毎年公開する国民的アニメの地位を築いている。その為矢島晶子さんも地声から大きく離れたしんちゃん役を26年も続けるとは夢にも思っていなかっただろう。