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「グレイテスト・ショーマン」は誰からの評価が欲しかったか見失った人に観て欲しいミュージカル映画!

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今回はヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」の感想について語りたいと思います。

 

観る前の期待度

本作は昨年アカデミー賞最優秀作品賞として一度発表されたけど「勘違いでした!テヘペロ!」でお馴染みの大ヒット作「ラ・ラ・ランド」のスタッフ最新作という「ラ・ラ・ランド」の監督が作ったと勘違いしてしまう人が多いキャッチコピーを掲げながら圧倒的なパフォーマンスを披露する予告編に心を踊らせていたので結構期待度は高かったです。

あの日本を代表する音楽プロデューサーであり、自身のプロデュースする音楽のCDはとても魅惑的な魔法のチケット(握手券)を付けることでCD不況の中売れ続けている敏腕プロデューサー秋元康氏も絶賛しているCMを観て俄然期待度もアップ(したのかどうかは不明)!

ただ秋元康さんの見立て通り「間違いなく大ヒット」してる作品であり、興行収入も

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「35億」(ブルゾンちえみ風に)を突破して、ついこの間興行収入40億円も超えた大ヒット作品です。先日岡村さんがラジオで「やっぱり音楽はスゴイ」的なことを言ってましたが日本でミュージカル映画は強い傾向にあるのでやっぱり人の心を一番掴むメディアは音楽なんじゃないかと改めて感じてきます。「ポニョ」も「アナ雪」も「君の名は。」も歴代のメガヒット作品は音楽のパワーがテロかと勘違いしてしまうほどかかりまくりますしね!

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そんな日本では大ヒットしている本作ですが、実はアメリカでは批評家からは思いの外評価されていない様子。そのためか本作の公開当初はアメリカではオープニングは約800万ドルで初登場4位と製作費の8400万ドルを回収できない見込みが高い、というよりは大きく下回って大赤字になる可能性のが高いかなり厳しいスタートを切ってしまいます。しかし観客の満足度を見て貰えば分かると思いますが本作はとにかく口コミで広がり最終的に約1.72億ドルの「タイタニック」級のロングランヒットに!スタートでコケると中々巻き返せない映画興行の世界で本作はまさにドン底から実力で這い上がった映画と言えるでしょう。そんな本作に期待できないわけがないとかなりの期待度で臨みました!

 

観た後のネタバレ感想

評価:★★★★

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ミュージカルシーンが最高にテンションが上がる映画でした。ミュージカル映画の最大のポイントって登場人物がウジウジ悩むシーンも音楽に乗せてテンポよく観れる上にしっかりと気持ちも彼ら彼女らの暗い気分もしっかりと共感できるところが魅力的だと思うんですよ。いい意味で酔えるといいますか… その反面音楽のパワープレイで押しきれるところもあるので結局何故その問題が解決したのかイマイチ説明されないこともあったりして… まぁ、これも含めて音楽は偉大だなと感じましたね。なんだこの感想…

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ただ音楽が偉大だと思ってるのは本当で本作の主人公は初めサーカスをやるために22歳なのに小学生くらいの身長の男性やとにかく背が高い男、ヒゲがスゴくモジャモジャ生えているおっさんみたいな女性などいわゆる他人から差別的に笑われてしまうマイノリティーな存在が集められるんですけど、オペラ歌手のプロデュースを始めると同時に彼ら彼女らのことを疎ましく思うようになっていってしまいます。散々彼らの個性を利用するだけ利用して自分が成功すれば扱いが雑になるという1番嫌な奴でありながらついやってしまう気持ちも分かる展開なんですけど、ここでマイノリティーの扱いを受ける彼らは必要以上に落ち込まず歌を歌い戦い続ける表明をして舞台に立ちます。これが物凄くカッコいい。いくら弾丸を当てられようとも自分を貫き見せつける姿勢には感動しました。

SING/シング【通常版】(吹替版)

ただ自分は主人公の自滅やラストの展開含めて昨年公開されて大ヒットしたイルミネーションアニメの「SING」を連想したんだけど本作は「SING」に比べるとキャラクターの書き込みが薄い気もしました。まぁ、アッサリしてて観やすかったからいいんだけどね!

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主人公の抱える問題にはスゴく共感できましたね。自分もたまに誰からの評価が欲しかったのかが分からなくなり間違った方向へ舵を取ってしまい大事なものを多く失ってしまった経験がありました。本作では本来主人公は妻とその子供からの評価が1番欲しかった(評価というより幸せにしたかった)はずなのに彼は格差カップル故(妻のが家柄が良い)義理の父親に対する評価や批評家からの評価などを気にしすぎて方向性を失っていく感じがリアルだなと感じました。こういうのって欲しくない人の評価は貰えてるわけだから体裁だけは整ったりしてて自分自身を失ってることに気付きにくかったりするもんですよね。だからそれに気づき走っていくクライマックスはかなり好きでしたね。

ちなみに本作の格差カップルは、

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こっちのイメージより、

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こっちに近いイメージ…

本作の愛はお金とかではない本物だったけどね(偏見)!

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ただ本作を観てやっぱり音楽の表現って凄く難しいなと感じましたね。本来ラストのシーンが劇中で1番最高のシーンでなくてはいけないはずじゃないですか… それがオープニングの音楽のインパクトどこか始めてのサーカスシーンに及んでないイメージを受けました。大きな像とかライオンが火の輪をくぐり抜けたり映像は派手になってましたけどね… いや本当にスゴく良かったんですけど劇中で圧倒的なインパクトが放てなかったのはやっぱり難しいということなんだと思いました。ただオペラ歌手の歌はサーカスのものより良く聞こえた(演出がそう聞こえさせたのか)ような気がしました。

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あのオペラ歌手スゴく美人で魅力的だったよね!

「BECK」 通常版 [DVD]

オペラ歌手のシーンでは堤幸彦監督の「BECK」で佐藤健の歌唱シーンから全部歌声を抜いて奇跡の歌を表現した演出を思い出しました。やっぱり正攻法のが観てて気持ちいいですね!

最後に「やっぱ火事の中に救出のために飛び込みに行くシーンはカッコいいな!」とか「火事の後の評論家とのやりとりも良かったな」なんてことも思ったことを書き記して今回の感想は終わりにしたいと思います。ミュージカルシーンは本当に迫力があって圧巻ですのでオススメです!

 

おまけのこぼれ話

ブログ当初はよく書いてた「おまけのこぼれ話」を久々に復活させます。

NARUTO―ナルト― モノクロ版【期間限定無料】 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

マイケル・グレイシー監督は実は本作が長編デビュー作品で今まではCMやMVで数々の賞を獲得してきた人。驚くことに現在は実写版「NARUTO」を手掛けるために脚本執筆作業中だとか… かなりリライトを重ねて大事に作ってるそうなので期待半分・怖さ半分で楽しみに待ってます!