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「曇天に笑う」も大コケ…ヒット作が中々出ない松竹の大作映画[福士蒼汰×本広克行監督作品]

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映画チラシ 曇天に笑う 福士蒼汰

福士蒼汰が主演をつとめ、本広克行監督がメガホンを取り人気マンガを実写映画化した「曇天に笑う」が全国313scrで封切られたが、週末動員ランキング初登場11位とトップ10圏外の大コケスタートとなった。

オープニング5日間の成績は、1億1500万0000円とこの曇天ぶりに関係者の笑えない姿が想像できる。

松竹の本作の興行目標は30億円だった為、目標を大幅に下回ることになりそうだ。

ここで「人気マンガの実写映画はやっぱりダメなのか…」という話に持っていってもいいのだが、それは同じ福士蒼汰主演の夏公開の「BLEACH」の結果が出るまで待つとして、今回焦点を当てたいのは松竹が興行目標30億円を狙うような大作がことごとく大コケしていることだ。

近年の松竹のラインナップを見てみると、山田洋次監督の「家族はつらいよ」などの

家族はつらいよ2

中堅映画はしっかりとヒットしており、昨年末公開の「8年越しの花嫁 奇跡の実話」に関しては、

8年越しの花嫁 奇跡の実話 [Blu-ray]

興行収入28億円を超える大ヒットを記録している。

しかし大作映画に絞るとあまりいい結果を出している印象はない。

現に近年の松竹の大作映画の興行にフォーカスを当てると2015年公開の「天空の蜂」は、

天空の蜂

原発という現代の日本では触れにくい社会問題に焦点を当てただけでなく、エンタメ映画としての面白さも追求した意欲的な作品で、本作の肝となるビックBという巨大ヘリコプターのCG処理には一年以上を費やすなど予算をしっかりとかけた大作映画だった。

しかし興行収入は10.8億円と10億円をなんとか超える程度と大ヒットには繋がらなかった。

また2016年公開の「秘密 THE TOP SECRET」は、

秘密 THE TOP SECRET [Blu-ray]

松竹としては興行収入30億円・40億円を狙えるヒットメーカー大友啓史監督にメガホンを取ってもらえた事で興行収入30億円を狙ったがこちらは夏休み公開にも関わらず、興行収入7.13億円と10億円にすら届かない大惨敗だった。

さらに松竹は同じ2016年に日本テレビと組んで総製作費15億円をかけた「真田十勇士」も

真田十勇士

公開したが、こちらも興行目標30億円に対して最終興行6.08億円と総製作費の半分も回収できない結果に…

そして昨年は松竹史上最大の製作費をかけたと発表された「東京喰種 トーキョーグール」も

東京喰種 トーキョーグール

興行目標30億円を目指して公開したが、本作も最終興行は11億円とふるわなかった。

ここにあげた作品はどれも松竹がお金をかけて、シリーズ化を狙った作品も多かったがどれも期待に及んでいない。

また仮に今あげた作品がどれも酷評されているのなら大コケも致し方ない気もするが、どれも作品自体の評判は特別悪いわけではない。

ただ作品内容・宣伝方法など色々な全てを含めて後一歩足りない印象を受ける作品は多かった。

ワーナーが邦画製作に本格的に取り組み始めたことで、押されている印象も受ける松竹だがここで踏ん張りを見せて欲しい。