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「マンハント」は中国映画というより日本映画のイメージだ![福山雅治×ジョン・ウー監督作品]

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今回は日本のトップスター福山雅治主演の中国映画「マンハント」の感想を語りたいです。

 

観る前の期待度

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本作は日本映画を愛してやまないといわれるジョン・ウー監督が3ヶ月以上に及ぶ日本でオールロケをした福山雅治主演の中国映画です。

インタビューを読むと本作の為に福山雅治は馴染まない拳銃を持ち歩いて馴染ませたり、水上バイクの免許を取ったりと本作の本気度を感じられるエピソードが登場!

日本人キャストも勢揃いでこれは期待せずにはいられない!といったテンションでした。

君よ憤怒の河を渉れ

ちなみに本作は約40年前に高倉健主演で「君よ憤怒の河を渉れ」というタイトルで公開された作品のリメイク版で、当時本作は文化革命後初の外国映画として中国で公開されて8億人以上が鑑賞したといわれる空前のメガヒット作品だという。

(原作は高倉健版の映画と同名の小説です。)

ただ自分はこの作品を観てませんし読んでません。

 

観た後のネタバレ感想

評価:★★★+(5段階評価で+は0.5点)

[注意]この感想には福山雅治主演「scoop」のネタバレに触れています。

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まずオープニングは度肝を抜かれた。

女性2人が居酒屋でいきなりヤクザを何人も異様にコミカルなテンションで銃殺していくからだ。

一瞬何が起きたか分からなくて夢を見ている疑似体験をした気分に陥ってしまった。

「まさか、この映画ずっとこのノリでいくのか!?」と怖さ半分・期待半分で臨んだがこのシーン以上のブッ飛びシーンがなくて残念…

SCOOP!  通常版Blu-ray

福山雅治登場シーンのカメラを持って斎藤工演じる誘拐犯を挑発するセリフは大根仁監督の「scoop」のラストを思い出したりしました。

ただここまでで気になったのは中国人が日本語がカタコトで聞き取りにくいのはしょうがないんだけど何故か日本人の日本語も聞き取りにくいこと。

「これ自分の耳の問題なのかな?」と考えながら鑑賞してて途中で口とセリフがあってないことに気付いた。

映画「ルパン三世」【TBSオンデマンド】

つまりこれは小栗旬主演の実写版「ルパン三世」と同じ現場では中国語で撮影して後から役者が自分の声を吹き替えてるスタイルなんじゃないかと推測します。

もちろん全部のシーンがそうというわけではないでしょうが、全部でないが故に物凄い違和感を覚えました。

外国映画の日本語吹き替えはそんなに気にならない自分ですが、やっぱり役者本人から役者の声がズレて聞こえるのはスゴい違和感でしたね…

まぁ、「ルパン三世」の経験から吹き替えなんじゃないかと推測が立てられて少し違和感から解放されましたが…

吹き替えだと気づかなかった人は、微妙な違和感を感じ続けてかなりフラストレーションが溜まってしまったのではないかと思います。

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なんだかストーリーと関係ないところの不満が大きく出てしまったので本編の話に移るとまずハト小屋が見えた瞬間に「よっ!待ってました!」と思わず言いたくなるような気持ちになりましたよ。

宣伝でもやたらジョン・ウーの代名詞として紹介されてましたから一種の様式美ですね。

ハトがスローモーションで飛んだせいで福山雅治の銃の狙いが定まらないシーンはギャグみたいになって少し笑いそうになりました…

ただその後の銃撃シーンからの、

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本作の為に水上バイクの免許を取ったの福山雅治の水上でのバイクチェイスは結構迫力があって楽しめました!

こういうの日本じゃ難しいのかな…

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カーチェイスは普通に楽しいレベルでしたけどね…

マイケル・ベイ監督のカーチェイスや「ワイルド・スピード」シリーズのカーチェイスと比べると少し劣る印象です。

まぁ、あれが派手すぎるのかもしれませんが…

ただ普通に楽しかったですよ!

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ただ本気で楽しめたのはその後の銃撃アクションシーン!これだけドンパチやられればテンションが急上昇して「面白い映画だな!★4つくらいかな!」とか思ったりもしてました。

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唐突な福山雅治の日本刀アクションも楽しめた!

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ただその後の製薬会社の開発してた薬の正体は思いの外荒唐無稽でビックリ!

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「ネウロ」の新しい血族がグリーンXで開発していた薬を思い出しましたよ!

(もちろんネウロのが本作の原作より後だけどね!)

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ホームレスの坂口さんが人体実験が狂わされるシーンは結構キツかったです。

良い人だったのに…

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クライマックスはまたド派手な銃撃アクションを展開!ラストの福山雅治のショットは物凄くカッコよくて痺れました!さすが日本のスター俳優だ!

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ただ個人的には彼女がアクション中に見せる太ももに「ドキッ!」としてたり…

アクションが終わると何故か「アンナチュラル」の主題歌「Lemon」が頭の中に流れてきました。

あの歌結構汎用性高いよね!

最後にエンドロールが出てきた時に中国語ばかりで「あぁ、これそういえば中国映画だ。」と気付くのに少し時間がかかりました。

なんだか日本映画に中国人ゲストが登場したみたいなイメージを受けました。

ただ製作費は当初の44億円を1.5倍オーバして66億円なので、とても日本映画のスケールではありませんね!

だって「鋼の錬金術師」7本分の製作費ですもん…

(そう考えると日本映画のコスパヤバイな…)

ちなみに本作は中国でも日本でも興行的にはあまり振るってない様子…

「空海」の興行もイマイチだし日本と中国のタッグ作品も中々難しいものですね…

最後に本作はスロモーションよりいきなりブラックアウトするシーンと静止画の多さにビックリしました。