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「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の賛否が割れたポイントを解説![ライアン・ジョンソン監督作品]

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[注意]このエントリーは「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の重大なネタバレに触れています。

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」はスターウォーズ史上最も賛否の割れた作品となった。

アメリカでは本作を本史から外せという著名運動も起きているようです。

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「ロッテントマト」の観客スコアも48%と支持率が半分を下回る驚きの結果に…

評論家支持率は91%と高いんですけどね…

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ちなみに日本のYahoo!映画レビューを覗くと星5を付けてる人が全体の44.9%と約半分の人が絶賛していることが分かります。

もちろんYahoo!レビューで全ては判断できませんが、平均が3.71点ということを考えると日本人には割と受け入れられた作品として考えてもいいようです。

今回は本作の賛否が割れたポイントを解説します!

 

①コメディ問題

ハードウェア・ウォーズ(字幕版)

本作では今までのシリーズからは考えられないほどのユーモアが詰まった作品に仕上がっていた。

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ルークとレイの修行シーンではルークはレイのことを草でおちょくり、巨大な宇宙船かと思ったらアイロンだったり…

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アイロンのシーンは映画評論家の町山智浩さんによると「スターウォーズ」のパロディである「ハードウェア・ウォーズ」のパロディだという。

この予告を見るとアイロンやらトースターが宇宙空間で戦闘を繰り広げられていることがわかる。

個人的にユーモアがあって良かったと思ったが、ライムスター宇多丸さんや映画評論家の柳下毅一郎さんなどマイナスに捉えている人も多いようだ。

 

②ルーク問題

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本作ではカイロ・レンがダークサイドに堕ちた決定的な理由がルークに寝ている間に殺されそうになったことだと判明する。

これはルーク役のマーク・ハミルも脚本を読んだ時納得出来なかったそうだが、旧シリーズの思い入れが強いファン達も受け入れることが出来ない人が多かったようだ。

個人的には「1人にもなってもSMAPを続ける」と発言してた香取慎吾がSMAP解散をジャニーズ事務所に申し出たように人は変わってしまうのだな…と捉えた。

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<出典:「キャプテン翼」/ 高橋陽一 / 集英社>

こんな例もあるしね…

キャプテン翼 (第1巻) (ジャンプ・コミックス)

キャプテン翼 (第1巻) (ジャンプ・コミックス)

 

 

③ハイパードライブ問題

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本作では母艦にひとり残ったホルド提督は敵の艦隊に向かってハイパードライブを行い、特攻をするシーンがある。絵的にはすごくカッコよく盛り上がるシーンだが、その前までのホルド提督の作戦の指揮が雑すぎるためイマイチにノレなかったり、「宇宙戦艦ヤマト」みたいだと賛否を呼んだシーン。その上「輸送船に母艦の燃料を全て移したはずなのにハイパードライブが出来るのか?」という疑問と「ハイパードライブできるならそれで逃げれば良くなかったのか?」とか「そもそもアレって物理的な移動なのか?」など疑問が多く出てきてしまうシーン。

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また序盤での重力の無い宇宙空間で爆弾が落下するシーンなど本作の細かいところにツッコむ人は多い。まぁ、それ言い出したら宇宙は音が出ないはずだから爆発音とか鳴りまくってるスターウォーズの世界って最初から変なんだけどね!多分宇宙は広いから宇宙の中でも少し物理法則が違う空間での戦いだったのだろう。

ハイパードライブに関しては個人的に充電のなくなった携帯型ゲームの電源が一瞬つくのと同じ原理なんだと考えている。

 

④レイア問題

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本作ではレイアがフォースで宇宙遊泳する衝撃的なシーンが存在する。これはTBSラジオの橋本吉史プロデューサーによると「男塾」のオマージュシーン。

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<出典:「裂‼︎男塾」/ 宮下あきら / 集英社>

ライアン・ジョンソン監督は日本の名作マンガもしっかりチェックしてたことがこれで証明された。

さすが世界に誇れる日本の文化。

黒澤明に続き日本は常に「スターウォーズ」に影響を与え続けているのだ!

(信憑性は限りなく低いです…)

魁!!男塾 第1巻

魁!!男塾 第1巻

 

 

⑤スノーク問題

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本作では「フォースの覚醒」や予告編で圧倒的なラスボス感を漂わせていたスノークがあっさりと死んでしまう。アレはJ・J・エイブラムス監督が旧シリーズ同様「シスは2人1組の法則」を継続させるために入れたキャラクターだったが、ライアン・ジョンソンの手によって抹殺されてしまった。

自分は「スターウォーズ」シリーズの脚本は7・8・9と既に大まかなプロットは決まって撮影してると思ってたから意外と突貫工事的に製作していることを知って衝撃だった。ちなみにエピソード9の脚本は現在執筆中だという… 大丈夫なのかな…

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<出典:「ジョジョの奇妙な冒険」/荒木飛呂彦/集英社>

ただ個人的にはこのスノーク死亡問題に関してはは、「現実の世界でも意外と大事なことがあっさりと決まってしまうことってあるよね!」といった理由で肯定派だ。また「ジョジョ」の吉良吉影の死亡シーンの呆気なさも思い出した。

ジョジョの奇妙な冒険(第4部) ダイヤモンドは砕けない 文庫版 18-29巻セット (化粧ケース入り) (集英社文庫)

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⑥ポーグ問題

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普通に超カワイイ新キャラクターだと思ってたポーグだったが、思いの外賛否となってしまったキャラクター。物語の進行には全く関係ないキャラで、ディズニーがグッズ展開したいという目論見が透けて見えていることが否定意見を呼ぶ主な原因だろう。まぁ、エピソード9で大活躍するかもしれないし様子見で…

 

⑦ローズ問題

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シリーズ初のアジア人キャラクター投入だったがかなり不評な様子。登場からいきなりフィンをスタンガンで気絶させる衝撃の登場シーンの割に、その後は大して活躍せず足を引っ張るばかりというキャラクター。ジャージャービンクスより不快という人もいる始末。個人的にはフィンとローズのシーンは少し退屈だっただけにやや納得。ただ「黒人とアジア人女性のシーンは退屈」と書くと凄く差別っぽくなるのでSNSとかで書く時は書き方に気をつけた方がいい案件でもある。ただ人種やルックスなどの役柄と関係ない彼女自身を否定するバッシングも多くあり、少し可愛そうだった。

[追記]

ローズを演じた役者はバッシングに心を病み「Instagram」の投稿を全て削除してしまった。どうして役柄と役者自身の人格を別と考えられないのか?その一方でケリーが受けた仕打ちを悲しむファンたちが「#FanArtforRose(ローズのためのファンアート)」というハッシュタグを作り、各々が描いたローズの絵をSNSに次々と投稿して、応援の気持ちを表明するなどSNSの良い面と悪い面が如実に現れた出来事だった。

 

⑧新世代問題

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本作は新世代へのバトンタッチをテーマにした割に見せ場のほとんどが旧シリーズのキャラクターという「美女と野獣」的な矛盾を孕んだ作品になってしまっている。

色々な意味で真っ先に退場させた方がストーリーがスムーズに進むであろうレイアを最後まで生き残らせたり、ルークの死をクライマックスに持ってきたり、ヨーダをマペットで登場させたり…

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しかしルークが大切にしていた聖書は8冊。これは「スター・ウォーズ」シリーズの作品数と一緒だ。そしてこの本はパペットのヨーダによって燃やされた。つまり本作は本作を含め、過去を捨てる過程を見せたと考えれば悪くないのかな?ただ昔からのファンでルーカスがやるならまだしもディズニーの雇われ監督に突然「過去を断ち切りますよ!」とドヤ顔で聖書を燃やされて良く思わない人がいる気持ちも分かる。

 

というわけで本作の賛否両論なポイントをまとめました。本作のキャラクターはキャラ自身で動いているというより、物語のために動かされているのように見えてあまり乗れなかった人も多いようです。ただ多くの人がカイロ・レンは肯定的に捉えてるようです。自分も本作を観てカイロ・レンがますます好きになりました。そのため次回作も期待はしています。

最後に前作では大きな話題になったキャプテン・ファズマ問題は本作ではさして問題になってないのも悲しい。

あんなに期待されてたのにね…