スポンサーリンク

「映画」て何だろう?

スポンサーリンク

映画芸術 2018年 02 月号 [雑誌]

「アニメは映画なのか?」ということが一部の人で話題になっている。

自分はゆとり世代のため物心ついた時には宮崎駿は国民的映画監督で、毎年「ドラえもん」「しんちゃん」「コナン」「ポケモン」の劇場版が公開されていたこともあり、自分は何の偏見もなく「アニメは映画だ。」と言い切れる。

ただここで少し思い出したのは何の偏見もなく受け入れていたテレビ局主導の映画、特にテレビドラマの劇場版だ。

踊る大捜査線」を始め、「トリック」「海猿」「HERO」etc数々のドラマ映画が大ヒットしていた時代に少年期を過ごした自分はそのテレビドラマの劇場版を当たり前のように映画だと信じ鑑賞していた。

しかし思春期に入る多くの評論家にそれらの作品は「ドラマのスペシャル版と変わらないあんなのは映画ではない。」と語られており、ドラマ映画やテレビ局製作の映画のことを「ヌルい」と評し日本映画衰退の最大の戦犯扱いする人も多い。

今でこそその意見は理解できるが、当時は虚しい気持ちになった。

テレビドラマの特別編を大きなスクリーンで観ることは自分にとっては特別な体験だったからだ。

今思うと「ドラえもん」や「しんちゃん」の劇場版も普段放送している日常とは明らかに違う特別な物語を観れることにワクワクしていた。

映画の定義は分からない。

アニメが映画でないなら、60分前後の映画も映画ではないのではないかとイチャモンを入れたくなる。

個人的にはあまり深く考えず「映画」と題されスクリーンで上映されていればそれは「映画」だ。

そして良くも悪くも観る前にワクワクさせてくれればそれだけで満足だ。

さらにその作品を楽しむことが出来ればこれ以上の幸福はない。