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独断と偏見で選ぶ2017年実写邦画ゴールデンラズベリー賞ノミネート作品[酸っぱいエピソードを紹介!]

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アメリカではゴールデンラズベリー賞のノミネート作品が発表されました。

ゴールデンラズベリー賞とはラズベリーのように酸っぱい映画に与えられるワースト賞です。

ただ本当のワースト映画ではなく、良くも悪くも注目を浴びた作品がノミネートされます。

今回は昨年公開の実写邦画の酸っぱいエピソードを紹介します。

注意) 本エントリーは独断と偏見で選んでます。

また本エントリーに上げている作品は作品の評価とは関係なく酸っぱいエピソード(少し同情をしたくなる悲しいエピソード)があった作品を紹介しているため本家のゴールデンラズベリー賞と違いワースト作品を選んでいるわけではありません。

 

本能寺ホテル

本能寺ホテル Blu-rayスタンダード・エディション

本作はフジテレビが「プリンセス トヨトミ」の綾瀬はるか堤真一鈴木雅之監督と脚本の相沢友子が再び集結し、元OLと織田信長との「本能寺の変」前日の奇妙な遭遇を描く歴史ミステリーです。

プリンセス トヨトミ

そんな本作の酸っぱいエピソードは「プリンセストヨトミ」の原作者である万丈目学さんが本作の公開直前にtwitterで、

実は二年前から、とある映画の制作に携わっていました。原作ではなく、オリジナルの作品の脚本を担当するという話で。準備のために、去年はシナリオ学校に通い、書き方を学び、今年になってから脚本を書き上げました。しかし、全ボツを食らいました。

作家になって初めての全ボツだったので、かなりショックでしたが「いつか小説というかたちで書き直したらいい」と半年くらいかけて気持ちを整え直したあたりで、次の問題が発生します。私が脚本をクビになったあとも、映画は進行していたわけですが、その出来上がった予告編を見て我が目を疑いました。

なぜなら、私の脚本の要素が残っていたからです。私が脚本に書いた非常に重要なフレーズが、映画で小ネタとして使われ、これが公開されてしまうと、私が小説を書いても、「ああ、あの映画のあれね」とオリジナリティ・ゼロのものと扱われてしまう、つまり小説を書けなくなる。

私が二年かけて本気で書き上げた作品は、監督とプロデューサー含め、二、三人が読んでお蔵入りです。本当なら、たくさんの読者を楽しませられる内容だったのに。それが何よりもくやしい。いちばん仕事をしてはいけない相手と関わってしまったうかつさ。大失敗だった。今も毎日後悔を繰り返しています。

まさに火中の栗を拾う状況で、私のあとを引き継いだ脚本家の方が、いま大変つらい思いをされているのが、本当に申し訳ないです。作品に罪はないし、演者・脚本家にも罪はないです。ただし、二年間あれだけ真剣に取り組んだ末に、自分が受けた仕打ちは間違っている。矛盾し、分裂した思いですが。

と呟いたのです。

これはすぐに「本能寺ホテル」なのではないのか?と推測が上がりました。

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まぁ、キャストやスタッフだけでなくポスターのデザインや予告編からの雰囲気など2作品はかなり酷似してるのでほぼ間違いと思いますが…

作者は最後に、

どこから嗅ぎつけてきたのか、センテンススプリングが「何やらお騒がしいようで」と電話をかけてきましたが、「何もございません! すべては今年といっしょにさようならする話です」と丁重にお引き取り願いました。平和でまじめに仕事ができる来年が訪れますように。みなさまもよいお年を。

と呟き今でも真実は闇の中です。

ちなみに本作は興行収入10.1億円と時代劇で製作費がかかっていることを考えると少し物足りない結果に終わった。

 

無限の住人

無限の住人 [Blu-ray]

本作はSMAP解散の戦犯扱いされてしまっていた木村拓哉の解散後初主演作品として良くも悪くも注目されたいた。

そんな本作の酸っぱいエピソードは、公開前に第70回カンヌ国際映画祭のアウト オブ コンペティション部門として公式選出されると瞬く間にネットではジャニーズ事務所が金でカンヌを買ったとありもしない噂が出回ったことだ。

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これに対して映画評論家の松崎建夫さんはカンヌが金で買えるなら毎年スピルバーグが買うはずだからジャニーズ事務所が金で買える訳がない解説していた。

(※スピルバーグはカンヌの審査員長はやっているがスピルバーグの作品がコンペを通ったことは一度もない。これは金では買えないことの裏付けになっている。)

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さらに実際カンヌの舞台ではキムタクが爪先立ちをして背を高く見せてるとイチャモンまでつけられる始末。

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まぁ、個人的にキムタクが杉咲花さんのことをエスコートをしなかったのは流石に「やっちまったな…」とも感じましたが…

(映像を見る限り素でエスコートを忘れたのだろう)

ちなみに本作は興行収入10億に届かない大コケしているが、ネットなどでは一作品コケただけで面白半分で必要以上に「キムタクは終わった」と書かれまくってたのも不愉快だった。

 

たたら侍

たたら侍 Blu-ray(通常版)

 「劇団EXILE」の青柳翔が「渾身 KON-SHIN」の錦織良成監督と再タッグを組んだ本格時代劇。

本作は興行収入も評判も最悪ですが、そんな本作にさらに拍車をかける酸っぱいエピソードは、本作出演の橋爪遼が、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で警視庁に逮捕されたことで、本作の上映が打ち切りになってしまったことだ。

ただ元から大コケしている作品のため、特に逮捕者が出なくても上映が終了してたことは間違いないうえに、おそらく本作の上映が終了しても困る人はほとんどいなかったのが悲しいポイント。

ちなみに本作は橋爪遼のシーンを削除した再編集版を再上映したが特に話題にはならなかった。

 

東京喰種 トーキョーグール

東京喰種トーキョーグール [Blu-ray]
石田スイの人気コミック「東京喰種トーキョーグール」を実写映画化した本作の酸っぱいエピソードは、ヒロインである清水富美加が映画公開前に幸福の科学に出家してしまったことだ。

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(名前は千眼美子に改名した。)

今回彼女が出家したことに対しての是非は置いとくとして、本作のキャストが発表されるときの原作者の石田スイさんは、

清水さんが、この作品を通して新しいものが見つかるのであれば、それはとてもすばらしいことだと思います。

清水さんの新しいステージに繋がるようななにかが、きっと見つかるのではないかと、自分は感じております。

とコメントしている。

清水富美加の出家理由の1つに本作のヒロインの役柄に当てはまる「人肉を食べる人種の役柄」という宗教的価値観と合わないキャラクターを事務所に演じさせられたことが辛かったと語っているが、原作者もまさか本当に本作をきっかけに彼女が新しいステージに進むとは想像してなかっただろう。

ちなみに本作は続編の時ヒロイン役はどうするんだ!?と話題になっていたが、興行的にコケてるためその心配はなさそうなのも悲しいポイントだ。

 

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第1章

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 スタンダード・エディション [Blu-ray]
シリーズ累計発行部数1億部を超える荒木飛呂彦の大ヒットコミック「ジョジョの奇妙な冒険」初の実写映画化作で東宝ワーナー・ブラザース映画が初タッグを組んだ超大作。

タイトルに第一章と入れることで最初から続編を前提にした期待作で、興行目標は洋邦問わず2017年度公開作品でNo. 1のヒットを目指していたが見事に大コケした。

そんな本作は公開中にyoutubeに本編の冒頭13分の映像を公開したことも話題になったが、これは「デスノート」や「寄生獣」など過去に割と多くの作品がやっている。

映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』本編オープニング映像13分【HD】2017年8月4日(金)公開 - YouTube

本作の真の酸っぱいエピソードは公開中に本作の見せ場を全て見せてしまったことだ。

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原作ファンならなんのかんの言ってどう再現されたのか気になるアンジェロ岩のシーンや、

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本作で1番のサプライズシーンであり最大の原作改変ポイントでもある「シアーハートアタック」のシーンに加え、

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アメコミ映画でいう原作ファンに向けての次回作の敵の暗示まで全て公式で公開。

これに加えて事前に公開されていた予告編やスタンドのバトル映像を見ればは映画を観に行く前にお腹いっぱいになってしまった原作ファンも多いだろう。

 

鋼の錬金術師

【チラシ+小冊子付き、映画パンフレット】 鋼の錬金術師

2001~10年に「月刊少年ガンガン」で連載され、テレビアニメ版も大ヒットを記録した荒川弘の人気コミック「鋼の錬金術師」を実写映画化した作品で、曽利文彦監督曰く「日本の映画はアルのCGから変わったと言われる」レベルの作品であり、主演の山田涼介くん曰く「日本の映画の歴史が変わる瞬間に、僕たちは今立ち会っています。」と語るほどの自信作だった。

しかしその言葉虚しく興行収入は惨敗したため、企画されてた続編は恐らく凍結されたことだろう。

そんな残念な本作の残念さをより加速させる酸っぱいエピソードは公開前のYahoo!映画に星5のレビューが大量投下急されたことだ。

これは公開前の試写会で一般層(ほとんどが熱心な原作ファン)による低評価が集まっていた本作に対して評価を上げるために製作側が星5のレビューを大量投下したのではないかという疑惑が持ち上がったことから始まる。

その疑惑を裏付けるのが拙い日本語で書かれたレビューだ。

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ここから国外のアジア人をサクラもとして雇って高評価のレビューを書かせたのではないかという推測が多くの人にされてしまった。

またこのレビューを書いた人たちのアカウントを確認すると本作が初レビューで他の作品のレビューはしていない。

さらに今ではこのレビューは全て消されているということも含めて闇の深い作品となってしまった。

 

個人的に昨年公開作品で「少し可哀想だったな…」と同情できる酸っぱいエピソードを紹介しました。