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「海猿」シリーズは「終わる終わる詐欺」の常連だった…[本当にシリーズが終わりを迎える時、それは思ったより残酷な理由だった]

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海猿 -UMIZARU?

昨日「海猿」の原作者によりフジテレビとの全契約が終了したことで本作の実写版の続編や地上波放映権、配信権などの権利は切れたとTwitterで説明されました。

海猿」と言えば日本で大ヒットしたパニック映画の代表ですが、実は本作は「終わる終わる詐欺」をする常連作品でした。

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今回はそこについて少しまとめした。

 

LIMIT OF LOVE 海猿

LIMIT OF LOVE 海猿 [Blu-ray]

先行していた連続ドラマの完結編として2006年に公開された作品で「ついに最終章ー」というキャッチコピーがついていた。

実は本作の連続ドラマの視聴率は当時の水準からすればコケの数字である平均視聴率13.2%と振るっていなかったため監督の羽住英一郎は「もう誰も海猿を観てくれないのでは?」と不安になっていたという。

しかしその中でも本作のフェリーの話だけはどうしてもやりたいという気持ちでその不安を抑えて本作の監督をつとめた。

その結果興行収入71.0億円を記録する大ヒットになり続編が決まり本作が最終章という話はなかったことになった。

 

THE LAST MESSAGE 海猿

THE LAST MESSAGE 海猿 スタンダード・エディション [Blu-ray]

2作目の大ヒットにより作られ2010年に公開された3作目でシリーズ完結編として製作され「「海猿」シリーズ完結編。」というキャッチコピーがついていた。

内容は前作とほとんど同じで当時のフジテレビの映画部だった亀山千広からも「さすがに話が同じすぎだろ!」と怒られたという。

その為本作は日本の大作映画初の3D公開に踏み切ることで新しい要素を入れて、結果的に前作を上回る興行収入80.4億円の大ヒットとなった。

その結果フジテレビはドル箱シリーズを終わらせるわけにはいかないと続編の製作が決まり本作が完結編だったという話はなかったことになった。

 

BRAVE HEARTS 海猿

BRAVE HEARTS 海猿 スタンダード・エディション [Blu-ray]

2012年に前作で完結になる予定であったが遣り残したという制作側の思いからシリーズ4作目が製作された。

本作は原作の最終章のエピソードをベースに基本的にオリジナルストーリーが展開された。

内容は今までの「海猿」シリーズを否定するような姿勢で製作されたことで過去作とは一味違う作品となり、航空パニック映画としてのクオリティも高くシリーズ最高傑作と評されることも多かった。

興行収入も73.3億円と大ヒットを記録して日本のパニック映画のシリーズとして定着していた。

恐らくフジテレビもこのことを予期した上で本作では終わりをほのめかすキャッチコピーをつけなかったのだろう。

また本作のおまけとして2032年公開という設定のシリーズ第16弾「FINAL LIMIT BRAVE MESSAGE and LOVE HEARTS 海猿」という予告編を製作して制作側も「終わる終わる詐欺」を自虐ネタにするにまで至っていた。

しかし皮肉なことにフジテレビと原作者の間のトラブルにより本作は本当にシリーズ最終作となってしまった。

 

今まで散々「終わる終わる詐欺」を繰り返してきた「海猿」シリーズでしたが、本当の終わりが来る時というのは意外と残酷な理由が多いように思います。

(SMAPの解散とか…)

最近フジテレビ映画は昔ほどの元気がない印象なので頑張ってもらいたいですね!

 

この記事はこのインタビューを参考にしてます。

どうして『海猿』はヒットするの?ヒットの秘密を徹底検証! - シネマトゥデイ