「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」の大ヒットから映画を連想して紹介!

IT イット“それ

「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」が日本でも大ヒットしているが、全米でも3.26億ドルの特大ヒットでホラー映画の興行記録を塗り替えたという。

オープニングだけでも1.23億ドル稼ぎ製作費の0.35億ドルをたった3日間で回収してしまったから驚きだ。

「ジャスティスリーグ」は製作費3.00億ドルでオープニング0.93億ドルを考えるとコスパの良さはピカイチだ。

 

この大ヒットに対して映画評論家の町山智浩さんはNetflixで公開されている「ストレンジャー・シングス 未知の世界」が当たった事で全米ではジュブナイル作品ブームが来ていると解説していた。

ポスター/スチール写真 A4 パターン2 ストレンジャー・シングス 未知の世界(海外TVドラマ) 光沢プリント

これが本当か、また日本での因果関係は不明だが分かる気もする。

確かに一度ジャンル物で楽しむと同じジャンルでさらに楽しみたくなる傾向がある。

ストレンジャーシングスは1980年代のインディアナ州の架空の町ホーキンスを舞台とし、超自然現象と超能力を研究する研究所付近で不思議な出来事が連続する。少年たちと超能力を持つ不思議な少女が邪悪な怪物と戦う物語だ。

製作者のザ・ダファー・ブラザーズは本作に1980年代のポップカルチャーへのオマージュを込めており、スティーブン・スピルバーグ、ジョン・カーペンター、スティーブン・キングなどからの影響がみえる作品に仕上げている。

確かにあの作品を観たら小学生の時に冒険作品を観て感じたワクワク感を刺激され同ジャンルの他作品にも触れたくなった。

ストレンジャーはNetflixでシーズン2まで好評配信中だ。

画面の雰囲気だけでもワクワクさせるドラマだと思う。

 

また今回のヒットで思い出したのがJ・Jとスピルバーグが組んだ「SUPER 8」だ。

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これは「未知との遭遇」や「ET」などスピルバーグ初期監督作にオマージュをささげて製作するSF大作で1979年を舞台に8ミリカメラで映画製作をしていた子供たちの目の前で列車が脱線事故が起こし、彼らのカメラにある物が映り込んでしまったことでエリア51のナゾに巻き込まれていくストーリーだ。

この作品もワクワク感がハンパなく雰囲気も最高の映画だが、日本では3週連続1位を獲得する大ヒット作品になっている。

最近の日本人は子供のままだなどと揶揄されるが、みんな子供時代の楽しい思い出に浸りたいのが本音なのかもしれない。

 

ちなみに町山さんによると「it」は浦沢直樹の「20世紀少年」の元ネタになっているらしい。

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あの作品もノスタルジーに浸れる作品だが、子供の頃に戦った少年たちが大人になってからもう1回悪と戦うという点が共通していると語っていた。

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また本作は堤幸彦監督により製作費60億円をかけて3部作で実写映画化して大ヒットしている。

 

ただ過去ではなく未来に向けたメッセージを描いた作品の傑作はやはり「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」だろう。

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本作は20世紀博という施設で「懐かしい匂い」を作り出し日本中のバラまくことで20世紀への逆戻りを企むケンとチャコとしんのすけ達の戦いを描く物語だ。

この作品では過去は確かに素晴らしかったかもしれないけどどんなに辛くても未来を生きる事の大切さをたった89分の映画に収めている傑作だ。

また自分は万博の雰囲気などこれっぽっちも知らない世代だがどこか懐かしく心地よい匂いはこの映画から感じとれてしまう不思議な映画だった。

 

その後山崎貴監督による懐かしい匂いをバラまくだけの「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズが大ヒットしたのは少し皮肉だろう。

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第1作目のキャッチコピー「携帯もテレビもパソコンもなかったのに、 どうしてあんなに楽しかったのだろう。」に嫌悪感を出す人も少なくはなかった。

ただし過去から学ぶ事は絶対あると思うし、過去の思い出に浸る事がいけない事だとは思わない。

ただ囚われ続けるのは悲しい事だ。

 

そういえば山崎貴監督のデビュー作は文字通り「ジュブナイル」だった。

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この映画は未来から来たロボットであるテトラと少年少女たちが活躍するSF映画で、VFXが駆使された作品である。

この作品はライムスター宇多丸により「ドラえもん」と「STAND BY ME」を掛け合わせた作品だと解説していた。

現に本作はドラえもんの有名なニセ最終回を基にしており、エンドクレジットには非公式作を書いた作者名と「for Mr. Fujiko・F・Fujio(藤子・F・不二雄先生に捧ぐ)」とのメッセージが入っている。

 

また山崎貴監督は後に「STAND BY ME ドラえもん」を公開している。

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 本作はドラえもんの感動エピソードを中心にドラえもんとのび太のであいからわかれまでをか一本の映画にまとめた3DCG映画だ。

キャッチコピーである「すべての子供経験者の皆さんへ」「いっしょに、ドラ泣きしません?」は三丁目同様に一部で反感を買った。

興行収入は83.8億円とドラ映画史上最大のヒットになったが賛否は大きく割れた作品だ。

 

最後に昨年公開され話題を呼んだ「イット・フォローズ」を紹介したい。

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この作品は初の性行為した主人公が突如他の者には見えない異形に追われるようになる物語。

捕まって殺される前に他の人間と性行為をすればその異形を他人に渡す事ができるがその渡した人間が殺されればまた自分のところにやってくるという厄介な怪現象だ。

今回これを紹介したのはAmazonで「イット」と検索すると上に出てくるので同じホラー映画だからついでだと思い紹介した。

 

なんだか自分史上の中で最もまとまりのない記事な気もするがここにあげた作品は全て一見の価値ありです。