日本沈没(2006)の紹介[草彅剛主演×樋口真嗣監督作品]

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2006年に公開された草彅剛と樋口真嗣監督がタッグを組み製作費20億円をかけて制作され興行収入53.4億円で06年度実写邦画第3位の大ヒットを記録した「日本沈没(2006)」をネタバレを含み見所と作品解説します。

 

製作経緯

本作は東宝配給・TBS製作した作品で、1973年に出版された小松左京の大ベストセラーの再映画化。

樋口監督にとって前作の映画は自身の映画製作のきっかけと語るほど思入れ強いが、本作は映画のリメイクではなく小説の再映画化というスタンスで監督した。

ちなみに本作は当初樋口監督の企画ではなかったが公開日とキャストが決まったまま保留になっていた作品。
公開の7か月前まで脚本は未完成で、辛うじて存在したプロットも面白くなかったという。

 

見所1 樋口特撮による大迫力のディザスターシーン

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樋口真嗣監督といえば平成ガメラ三部作で特撮監督としての腕を見せつけた監督。

本作でもその実力をふんだんに発揮したディザスターシーンを見せつけた。

またハリウッド大作のよく知らない場所の災害シーンと異なり、自分の生まれ育った見慣れた日本の各地域・観光スポットが沈没するのも見所。

ちなみに本作はた北海道、東京、京都、九州の「ご当地沈没」ポスターが4種類作成されたが、それとは別に中京地区の東宝宣伝部が独自に「名古屋沈没」のポスターを作成したため、急遽予定になかった名古屋崩壊シーンが追加された。

 

見所2 草彅剛と柴咲コウのラブシーン

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これは割り切って見る必要がある。

元々樋口監督は特撮監督のため恋愛シーンには疎くラブシーンを撮ること自体が初の経験であり演出が上手くいかなかった。

さらに、脚本の段階で柴咲コウが「抱いて」と草彅に迫ると「出来ない」と断るガッカリ展開がある。

これには柴咲コウも「なんで?」と問い観客とヒロインの気持ちが一体するシーン。

またその後の再会のシーンの下手な音楽の使い方など見ていてこっちが恥ずかしくなるのでここは割り切って鑑賞しよう。

 

見所3 クライマックス

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草彅剛が日本を守るために自らを犠牲にして日本の沈没を食い止めるシーン。

今作では本来核兵器を使用する予定だったが製作のTBSが渋り、N2爆薬という架空のエヴァの兵器に変更されている。

これは樋口真嗣と庵野秀明の友情関係からの設定である。

(ちなみに本作のメカデザインは庵野秀明)

 

この見所に注目すれば楽しめると思うので是非観てください!

 

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