「SPACE BATTLESHIPヤマト」を紹介![木村拓哉主演×山崎貴監督作品]

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今回は2010年に日本が初めて世界に挑んだSFエンターテイメント超大作「SPACE BATTLESHIPヤマト」を紹介します!

 

日本映画界の強力キャスト・スタッフ集結!

本作は1974年に放送され社会現象にもなった「宇宙戦艦ヤマト」をTBSが総力を挙げ企画・製作を務め、東宝が配給を担当。

監督にはVFXの名手で「未知との遭遇」「スターウォーズ」を観て特撮業界を志した山崎貴を指名し、主演には初めて観た映画がヤマトでそれ以来強い思い入れを入れていたSMAPの木村拓哉を迎え製作費20億円をかけて製作された超大作。

タイトルに英語を入れることで世界進出を試みた一大プロジェクトとなった。

 

監督・キャストの交代トラブル

本作は当初監督に樋口真嗣を迎え、なぜヤマトなのか?を問いかけるを「地球艦隊の敗北からヤマトの地球からの旅立ち」を描くオリジナルストーリーになる予定だった。

しかしSMAPの飯島マネージャーにより特撮や設定に凝る樋口真嗣監督を降板させ、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズで人間ドラマを描いた山崎貴監督を監督に交代させた。

さらに今作は森雪役は当初沢尻エリカが選ばれていたが、黒木メイサに変更した経緯もある。

 

日本映画限界に挑む撮影

今作では映画全体の約80%がVFXで描かれた。

そのため本作では多くのシーンがグリーンバックでの撮影となり監督と役者のコミュニケーションが重要視される現場となった。

また今作のために新たなCGソフトを導入して、宇宙の表現や戦闘シーンを実現させた。

ハリウッド超大作に比べれば見劣りするかもしれないが、製作費20億円(宣伝費を含む)を考えるとかなりのクオリティに仕上がっており、間違いなく日本映画の最高レベルのVFXだろう。

※ハリウッドのスペースオペラの製作費

スターウォーズ フォースの覚醒 245億円

スタートレック ビヨンド 185億円

ガーディアンズオブギャラクシー リミックス 200億円

ジュピター 176億円

(全作宣伝費は含まない)

 

主題歌はスティーヴンタイラー

本作はなんとエアロスミスのスティーヴンタイラーが書き下ろしで主題歌を担当。

壮大な物語を盛り上げスケールの大きさを見せる反面、ただでさえ似ているラストのアルマゲドンぽさが強調される諸刃の剣的な主題歌だ。

 

 

公開前の大量宣伝

今作はとにかくタイアップが多い。

ハローキティは当然として文部科学省とまでタイアップしている。

さらにTBS本社前の赤坂サカスではヤマトの展示会を開催に加え全長15メートルのヤマトの模型を展示しレーザーショーを実施。

さらにTBS受付スタッフはヤマトのコスチュームを装備し、主演の木村拓哉はTBS製作にも関わらず民放各局で宣伝し、ヤマトの公開を盛り上げた。

 

ついに公開!見事初登場1位スタート!

 2010年12月1日(水)映画の日に日本映画史上最大規模の全国440スクリーンで封切られた本作。

土日2日間のオープニングは5億2821万5150円、オープニング5日間では9億4399万5550円と見事なスタートで動員ランキング初登場1位を獲得した。

最終興行は41.0億円と2011年度の実写邦画では2番目の大ヒットだが、東宝の目標興行80億円には遠く及ばなかった。

 

描かれた人間ドラマ
本作の最大の弱点は人間の演出と脚本だろう。
膨大な原作を1本の映画にまとめ、熱いシーン、感動できるシーンも盛り込むだけでなく、原作をリスペクトした再現シーンもある壮大なストーリーを迫力のVFXで仕上げている。
しかし所々取ってつけたような伏線や急なキスシーン、ラストの少しダラダラした展開は厳しい。
また見せ場の波動砲を発射直後いきなり撃ったり、その波動砲の攻撃力もうまく表現できておらず非常にもったいないと感じました。

 

ただ絶対見る価値はある作品だと思います!

 

ネタバレありの見所紹介もあるので是非!

http://junk-weed.hatenablog.com/entry/2017/11/02/204345 

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