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「ルパン三世」 小栗旬主演 大ヒット・興行収入・製作費・続編・企画は難航について解説!

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今回は2014年8月に公開した実写版ルパン三世について語ります!

 

あらすじ

 所有する者は世界を統べると言われる秘宝「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を盗み出すため、鉄壁のセキュリティを誇る要塞「ナヴァロンの箱舟」に挑むルパンと仲間たちの姿を描く。それぞれのキャラクターの出会いから、強大な敵に立ち向かうことでおなじみのチームがいかにして結成されたかを描き出す。

 

原作

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ルパン三世』は、モンキー・パンチ(原作)の漫画。怪盗ルパン(ルパン一世)の孫、ルパン三世を主人公に置いたナンセンス、コメディー、スラップスティックの要素を多分に含んだアクション作品である。

 

企画から難航 原作者は企画に否定的?

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今作の企画は非常に難航し、製作には4年以上の歳月がかかっている。

企画当初の段階では、原作者のモンキー・パンチもプロデューサーの山本又一朗も実写化にはファンを失望させるだけと否定的だった。

しかし、現代のCG技術の進歩により実写化に前向きになる。さらに、モンキー・パンチも40年来の親交を持つ山本からの説得を受け良い作品を作ることを条件に実写化を許可する。

 

監督は企画に否定的な人に?

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世界で通用する作品を作るためにハリウッドを拠点に活動している北村龍平が選ばれた。

実写化のオファーも受けた時は否定的だったが、山本や主演の小栗旬の熱意を聞きオファーを受けることにする。スタッフには日本人の他に海外のスタッフが多数集められ、映画界で高い評価を受けている韓国のアクションチーム・VFXチームを起用する大規模な作品へとなっていく。

 

主演も企画に否定的な人に?

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実はこの企画は小栗旬が主演を前提にした企画だったが、小栗旬は「ホントに“これ”に手ぇ出すの? よくやるなぁ」と本作には否定的だった。

しかし、本気でこの企画を実現させようとしている人がいる以上全てを懸けて臨むことを決める。そこから小栗は、10か月間のトレーニングをで約8キログラムの減量を行う。

ルパンの演じるにあたりダーティなルパンを目指すことを決め役作りに入る。

 

脚本製作が難航

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「アニメの痛快さ、原作のハードボイルド、実写のリアリティ」を重視し、モンキー・パンチさんに喜んでもらう脚本を目指し執筆が始まる。

脚本の完成には2年半の歳月をかけ、クランクイン直前に完成した脚本は300ページ以上だった。しかし脚本を確認したモンキー・パンチは「ルパンらしい"明るさ"が足りない」「もっと痛快に作って欲しい」と指摘されモンキー・パンチのアイディアを取り入れる。

さらに、海外でのロケハンを進める中で、大幅に内容が整理されていった。

 

キャスト難航

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次元大介玉山鉄二石川五ェ門綾野剛峰不二子黒木メイサ、銭形警部に浅野忠信らメインキャストが正式に発表されるまで本作には何度も別の噂が流れていた。

次元役は嵐の櫻井翔が内定したとか、石川五右衛門妻夫木聡が演じるとか、不二子ちゃんは綾瀬はるかに断られたから沢尻エリカだとか…

とにかく噂だけでも二転三転しキャストも難航したと考えられる。

 

衣装も難航

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最初の衣裳合わせ時、アニメとは全く違う衣装だったという。

しかしキャストはこの衣装に納得がいかず、アニメの世界観に寄せることを提案することで今回の衣装のデザインが決定する。

 

五右衛門も難航

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和服で日本刀を持った五ェ門のキャラクターが成立しないと、五ェ門がビジュアル系の扮装でギターケースに斬鉄剣を忍ばせているという設定が検討されていた。

しかし「そんな五ェ門は誰も見たくない」という考えから、舞台をアジアの無国籍な世界観にすることで原作通りの五ェ門を登場させることに成功する。

 

撮影も難航 見せ場のカーチェイスは急遽決定

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撮影現場は5か国語が飛び交うため、撮影がスムーズに進まず時には20分で1つの指示が回らない時もあったという。

さらに撮影の直前に台詞が変わったり、脚本にないシーンを急遽撮影が決まることもあったという。

今作最大の見せ場であるカーチェイスシーンも脚本にはなく予算が押す中で急遽決まったシーンだったという。そのため準備期間2日、撮影期間2日で撮影しCG合成を行ったというから驚きだ。

 

楽曲も難航

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本作はTBSが製作している映画のためテレビアニメでお馴染みの楽曲が使えなかった。

そのため今作はお馴染みのテーマを意識したオリジナルの楽曲を書き下ろしている。

 

世界を意識した撮影

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今作は世界で通用する作品をコンセプトに外国人がいるシーンでは日本人キャストも外国語で会話し撮影している。

そのため日本で公開されたバージョンは吹き替え版であり、日本人キャストは自身の役を自身で吹き替えた為強烈な違和感を醸し出している。

 

旅客機のカメオ出演

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今作の中盤の飛行機のシーンでは原作者モンキーパンチと小栗旬の妻山田優カメオ出演している。

 

盗まれた宣伝方法

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今作の宣伝方法はルパン三世や他のものに盗まれてしまった設定でのメタ的な宣伝が行われた。

また、映画上映前の映画泥棒もルパン三世が盗むという凝った演出がなされている。

 

難航のはてついに公開!

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製作は難航した本作。

実写化発表時は否定意見しか聞こえなかったものの、予告編での小栗旬の熱演ぶりからもしかしたら…とい雰囲気もある中で、やはり大コケするのではという声が圧倒的に多い中公開された本作。

2014年8月30日(土)から全国307スクリーンで公開された本作は大方の大コケ予想に反して観客動員ランキング初登場2位を見事獲得した。

週末2日間で興収は4億4412万1700円と最終興収30億円以上も狙える上々のスタートを切ることに成功したのだ。

最終興行収入も24.5億円と2014年度実写邦画ランキングで6位にランクインするヒット作品となった。

 

内容は?

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予想に反してヒット作品となった本作だが、賛否は見事に割れた。

個人的には、今作は結構楽しめた。

ルパン三世は初めに見た作品により大きくイメージが変わる作品だが今作はハードボイルドなルパン三世はカッコよかったし、カーチェイスシーンやアクションシーンも純粋に楽しめた。

小栗旬を始め役者陣の演技もアニメのモノマネギリギリ一歩手前を常に渡り違和感なく観れた。

しかし本作最大の不満点はもっとメインのキャラクターに焦点を当てて欲しかったことだ。今回は実はルパンと銭形は知り合いではないエピソード0の形を取っている。それなのにルパンの仲間はメインキャラ以外に大量の外国人オリジナルキャラクターがいる。色々な大人の事情があるのだろうがせっかくの実写版なのでもっと5人の活躍を見たかった。

また、本作のリアリティの置き所にも疑問がある。見せ場のカーチェイスで五右衛門が道路を斬り車をクラッシュさせるシーンがあるのだがそこは車を真っ二つにしてもいいだろうと誰もが思った場面だろう。

さらに本作の日本語吹き替えは違和感がありすぎて随時気になってしょうがなかった。

しかし、総合的には結構楽しめたので続編があるなら是非観たい。

 

続編は?

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北村監督は初日舞台挨拶の場でパート2の構想を語っていた。

それどころかパート3やスピンオフの企画まで語っていた。しかし現在までその企画が動き出した話は聞かない。

今作は興行24.5億円のヒット作だ。しかし本作の推定製作費の約10.5億円(IMDb参照-追加予算と宣伝費は加算されていない)に対してはやや物足りない数字だったのだろう。

日本が世界に売り出せるだけのポテンシャルを秘めている原作だけに今後に期待したい。