マンガ

『東京タラレバ娘』の東村アキコ先生「『ダークナイト』を飲み会で語ってくる男性がすごい公害」

2019年9月28日(土)にフジテレビ『土曜プレミアム』で「バットマン生誕80周年&シリーズ最新作『JOKER』公開記念」として『ダークナイト』が放送される。 『ダークナイト』は2008年に公開されたクリストファー・ノーラン監督作品で、ジョーカー役を務めたヒー…

『アイアムアヒーロー』の花沢健吾先生最新作『たかが黄昏れ』と『アンダーニンジャ』を紹介!

『アイアムアヒーロー』の花沢健吾先生最新作の『たかが黄昏れ』と『アンダーニンジャ』を読んだ。 まず小学館の『ビックコミックスピリオール』で連載中の『たかが黄昏れ』で、今まで等身大の「男」のリアルを赤裸々に描いてきた花沢健吾先生が初めて真正面…

『MARVEL』×『少年ジャンプ』コラボ記念 MARVEL編集長へのインタビュー漫画で感じた日本漫画の特徴

<出典:サクライタケシ/集英社> 『少年ジャンプ+』に掲載されたMARVEL編集長のインタビュールポマンガを読んだけどアメコミと日本の漫画の違いについて説明していたりして凄く面白かった。 <出典:サクライタケシ/集英社> ただ少し引っかかったのは「アメコミ…

『金田一37歳の事件簿』 少年誌から青年誌に移籍したことで変わった「犯人が殺人に至った動機」

ミステリー漫画の金字塔『金田一少年の事件簿』の続編『金田一37歳の事件簿』を読んだ。 『金田一少年の事件簿』はミステリー漫画の先駆けとなった作品であり、不定期連載の期間を含めれば四半世紀にわたり『週刊少年マガジン』の看板として連載された作品。…

「原作の魂」「原作の血液」を染み込ませた映画独自の結末でカタルシスをもたらす実写映画版『累』

<注意> 原作と実写映画版『累』のネタバレ 実写映画版『累』は原作を上手く再構築して、「原作の魂」「原作の血液」を染み込ませた映画独自のカタルシスを描いてみせた作品だった。 原作は松浦だるまの人気漫画 本作は松浦だるまの人気漫画『累』の実写映画…

興行収入17億円突破の岡田准一主演アクション映画『ザ・ファブル』

岡田准一主演で人気コミックスを実写映画化した『ザ・ファブル』が興行収入17億円を超えるヒットを記録した。松竹としては「興行収入20億円を超えてシリーズ化!」という意気込みも強かったらしいが『東京喰種』や『曇天に笑う』の惨敗ぶりと比較すれば大成…

カイジの独り相撲感と帝愛黒服の会長への過剰忖度感が面白い『賭博堕天録カイジ 24億脱出編』

『賭博堕天録カイジ 24億脱出編』を最新4巻まで読んだ。『カイジ』は多くの人にとってはテレビアニメ化もしくは実写映画化された『第3章「欲望の沼」』までのイメージが強いと思う。というか、ニワカな自分はそうだった。何より『第4章「渇望の血」』の最初…

「夫婦仲が冷え切った夫の不倫ドラマ」から「サスペンス」に変貌するマンガ『ただ離婚してないだけ』

日本では夫婦の3組に1組は離婚するという。ただし、一度結婚してしまうと様々な事情から既に夫婦間に愛情がなくなっていても結婚生活を続けなくてはならないという事情を抱えている夫婦も少なくない。 今回紹介するマンガ『ただ離婚してないだけ』も結婚7年…

『カイジ』『金田一少年』『しんちゃん』『コナン』『高木さん』『ジョジョ』増え続けるスピンオフ漫画

近年人気マンガのスピンオフ作品が増えている。 代表例は福本伸行の人気マンガ『カイジ』シリーズのスピンオフ作品である『中間管理録トネガワ』と『1日外出録ハンチョウ』だ。前者は宝島社の「このマンガがすごい!2017年」・オトコ編第1位受賞しており、6…

『金田一少年の事件簿』のツッコミポイントがギャグに昇華される外伝マンガ『犯人たちの事件簿』

今回は『金田一少年の事件簿』のスピンオフ漫画『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』を紹介する。 『金田一少年の事件簿』は日本のミステリー漫画の先駆けとして人気を博したヒット作品。「ジッチャンの名にかけて!」「謎はすべて解けた!」「〇〇(…

『ドラゴン桜』の三田紀房が描く「戦艦大和建造計画を止める数学者」の漫画『アルキメデスの大戦』

実写映画版が公開中の三田紀房先生の『アルキメデスの大戦』だが、実は映画版は現在17巻まで刊行されているコミックスの3巻までしか描かれていない。また映画版は最後原作にはない山崎貴監督のオリジナル展開で締められるため続編が作られることはないだろう…

空知英秋の人気マンガ『銀魂』が15年の歴史に幕/最終回ネタバレ

<注意> 『銀魂』最終回のネタバレあり 空知英秋の人気マンガ『銀魂』が15年の歴史に幕を下ろした。 編集部からの期待値が低かった新連載 『銀魂』は2003年から『週刊少年ジャンプ』で連載を開始。原作者の空知英秋は新連載開始前に編集長から「君はまだ若い…

『魔人探偵脳噛ネウロ』『暗殺教室』の松井優征が描くフェティシズム剣道漫画『Fけん』

<出典:『Fけん』/松井優征/集英社> 『週刊少年ジャンプ』2019年36・37合併号に『魔人探偵脳噛ネウロ』『暗殺教室』の松井優征最新読み切り『Fけん』が掲載された。 <出典:『Fけん』/松井優征/集英社> 今回の読み切りで選ばれた題材は剣道であり、物語は弱小…

青年漫画の先駆けはモンキー・パンチの『ルパン三世』!?話題作『ルーザーズ』を紹介!

モンキー・パンチ先生が2019年4月11日肺炎でこの世を去りました。今回は追悼の意を込めて『ルーザーズ~日本初の週刊青年漫画誌の誕生~』を紹介します。 日本初の週刊青年漫画誌誕生の物語 本作は日本初の週刊青年漫画誌の誕生秘話を描いた物語です。日本初の…

千葉県の監督が埼玉県の原作者の未完の漫画を映画で完結させた人気コミックの実写映画版『翔んで埼玉』

予告編の二階堂ふみが魅力的だったから『翔んで埼玉』を観たら物凄く面白かった。だから原作を買って読んでみたら原作者が所沢から横浜に引っ越して埼玉県を悪く描けなくなったという理由で未完だという事に衝撃を覚えると同時に実写映画版の完成度の高さを…

醜い顔に劣等感を抱えた彼女が最後に求めたモノは…/『累-かさね-』最終回ネタバレ

醜い顔に劣等感を抱えた女性の悲劇を描いた『累-かさね-』の感想。 ストーリー 主人公は今は亡き伝説の女優・淵透世の娘・淵累。彼女は卓越した演技力を持っていたが、顔が醜い為周囲から蔑まされていた。この物語は累が母の形見である口づけした相手と顔が…

実写版『BLEACH』の続編は!?ワーナー・ブラザース映画続編の基準とコミックス原作の実写映画の未来

今回のエントリーは実写版『BLEACH』の続編について解説します。 実写版『BLEACH』の概要 2001年から2016年まで『週刊少年ジャンプ』で連載され、累計発行部数1億2000万部を超える久保帯人の大ヒットコミックスを福士蒼汰主演で実写映画化。監督には『GANTZ…

『名探偵コナン』95巻で衝撃展開!作中と現実の時の流れのギャップが産んだ文明の闇

[注意]『名探偵コナン』95巻のネタバレ有り 『名探偵コナン』95巻で物語に大きな動きがあった。しかしその展開は連載開始時では想像も付かなかったであろうものだった。 SNSの拡散で工藤新一がバレる 95巻の衝撃展開はSNSで「工藤新一は生きている」という事…

からかいの高木さんとイジらないでの長瀞さんに続く高嶺の花の指原さんが主役の『薔薇と豚』を紹介!

今回紹介する漫画は『薔薇と豚』です。 マゾ向け漫画が増える… 近年男女の性別による差別をなくす多様性の面から女性が活躍する作品も増えてきた。しかしそんな「多様性」という社会的な視点など関係ないような女子が男子をイジる作品も増えてきた。代表例と…

『斉木楠雄のΨ難』の原作でネタにされた「実写映画あるある」に該当作品を当てはめてみた!

2018年10月12日(金)の日本テレビ系列『金曜ロードshow!』で昨年公開され興行収入10億円を記録した福田雄一監督の『斉木楠雄のΨ難』が地上波初放送されます。今回は公開当時『週刊少年ジャンプ』で連載されていた原作のタイアップ回で披露された「実写映画あ…

浦沢直樹がルーブル美術館とコラボした漫画『夢印-MUJIRUSHI-』

今回は浦沢直樹がルーブル美術館とコラボした漫画『夢印-MUJIRUSHI-』を紹介。 浦沢直樹×ルーブル美術館 youtu.be 本作は『YAWARA!』『20世紀少年』の浦沢直樹がルーブル美術館との共同プロジェクトとして描いた作品。フランスでは芸術に順序があり、第1か…

14年間の記憶を失った男子高校生が運命に翻弄される贖罪の物語『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』

今回紹介する漫画は『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』です。 記憶を失った平凡な高校生 特に少年漫画に多い傾向にあるが、「何処にでもいる普通の高校生」というフレーズを使いながらそのフレーズが丸で似合わない主人公がこの世には溢れている。彼ら彼女らは平…

コミックス発行部数を数値化する『週刊少年マガジン』編集部漫画『ヒットマン』を紹介!

今回紹介する漫画は『週刊少年マガジン』で連載されている『ヒットマン』です! 『ヒットマン』とは!? ヒットマンというワードから「殺し屋マンガだな!」と想像する人も多いと思うが、本作での意味は「漫画のヒット作を出す人」という意味だ。つまりこの…

東大合格者全滅の龍山高校に桜木が帰ってきた『ドラゴン桜2』を紹介!

今回紹介する漫画は『ドラゴン桜2』です。 『ドラゴン桜』の続編! 『ドラゴン桜』は三田紀房先生が2003年から2007年まで講談社の『モーニング』で連載され、テレビドラマ化もされた大ヒット漫画だ。 物語は経営破綻寸前の底辺高校を清算しようとした主人公…

『銀魂』最終回で感じる雑誌派とコミックス派の溝/雑誌とコミックスの同日発売を試みた『こち亀』の凄み

<出典:『銀魂』/空知英秋/集英社> 今週号の「週刊少年ジャンプ」で「銀魂」が約15年の歴史に幕を下ろした。雑誌派が最終回を噛み締める中で、コミックス派はこれからネタバレに怯える日々が始まる。 コミックス派のデメリット 純粋な寂しさが込み上げる中、…

衝撃と絶望の残酷な最終回を迎えた『アイアムアヒーロー』を全話読破した感想

「マンガワン」っていう小学館のウェブアプリでコツコツと読み続けていた「アイアムアヒーロー」を遂に読破した。今回は「アイアムアヒーロー」の感想です。 あらすじ ある日突然ZQNと呼ばれるゾンビのような存在が現れてパニックになる話。 1巻でジックリと…

3大出版社を制覇した奥浩哉が描くAV女優が〇〇化するマンガ『GIGANT』が面白い!

今回紹介するマンガは奥浩哉先生の『GIGANT』です。 3大出版社を制覇した奥浩哉最新作 集英社の『ヤングジャンプ』で『GANTZ』を、講談社の『イブニング』で『いぬやしき』を連載しヒットを飛ばした奥浩哉先生が、今度は小学館の『スピリオール』で最新作『G…

美女に主従関係を結ばされた男子大学生が主人公の漫画「ストーカー行為がバレて人生終了男」を紹介!

今回紹介する作品は講談社の公式WEB「マガポケ」で連載されている「ストーカー行為がバレて人生終了男」というマンガです。 美女に弱みを握られる男の物語 <出典:原作/門馬司 漫画/芥瀬良せら/講談社> まず本作について簡単に解説すると、童貞大学生の主人公…

「花のち晴れ」を読んで思った遅れて来た世代の物語のリアルな在り方

[注意]「花のち晴れ」の軽いネタバレあり 「ジャンプ+」で連載中の「花のち晴れ」が遂に「花より男子」の呪縛から逃れようとしている… 「花のち晴れ」とは!? 神尾葉子の代表作「花より男子」の続編。 <出典:「花より男子」「花のち晴れ」/神尾葉子/集英社…

「銀魂」74巻の「最終回発情期(ファイナルファンタジー)」

[注意]本エントリーは「銀魂」74巻のネタバレと「NARUTO」「BLEACH」の最終回のネタバレに触れています。未読の方はご注意下さい。 「週刊少年ジャンプ」で連載終了が発表された「銀魂」だが、コミックス派の自分は雑誌に遅れを取りながら作品を楽しむ術しか…