3DCGアニメ映画『ルパン三世 THE FIRST』/原作者が亡くなっても、キャラクターは生き続ける

モンキー・パンチ先生の人気マンガを山崎貴監督が3DCGアニメ化した『ルパン三世 THE FIRST』を観た。 山崎貴監督の3DCGアニメ映画といえば原作の名作エピソードを再構築してドラえもんとのび太の出会いから別れを描いた『STAND BY ME ドラえもん』が興行収入…

『アナと雪の女王2』を観たら、エルサにとって「レリゴー」が黒歴史になっていた…

『アナと雪の女王2』を観た。 前作『アナと雪の女王』は松たか子が歌う「レリゴー」が社会現象となり、日本国内興行収入255.0億円の記録的なヒット作になった。これは日本の興行収入歴代3位の記録であるという。 2014年は日本全国ちびっ子から老人までが「あ…

デボラ派の自分が久々に『ドラクエV』をプレイしたら、完全にビアンカとの物語だったことに気付いた話

今年は映画の公開もあって、久々に『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』をプレイした。ゆとり世代なので、当然のようにDSのリメイク版である。まー、それはどうでもいいことなのだろうが、久々にプレイして感じたのは想像以上にビアンカとの物語だったこと。自…

『食戟のソーマ』の最終回が「オレたちの戦いはこれからだ!」エンドで叩かれているが…

『週刊少年ジャンプ』の大人気お色気料理漫画『食戟のソーマ』の最終巻を読んだ。 ジャンプの中堅漫画にありがちな、「本誌で取り敢えずの最終回」と「新人漫画家の作品を集めた増刊号の客寄せパンダとしての最終回」の二段構えになっている。そしてその両方…

MDMA所持容疑で逮捕された沢尻エリカ容疑者と『ヘルタースケルター』と『人間失格』

沢尻エリカ容疑者がMDMA所持容疑で逮捕された日のSNSは彼女が出演する映画の2タイトルが話題になった。奇しくもその2タイトルは共に蜷川実花監督作品の『ヘルタースケルター』と『人間失格』だった。 『ヘルタースケルター』は2012年に公開された岡崎京子の…

日大アメフト悪質タックル事件 内田前監督ら「不起訴処分」

日大アメフト悪質タックル事件において、東京地検立川支部は当時の指導者2人とタックルをした選手を不起訴処分とした。前監督と元コーチは「嫌疑不十分」、選手は「起訴猶予」にしたことが明らかになった。 検察「宮川選手の共犯と認めるには疑いが残る」 ww…

「篠原健太先生Twitter削除」「ジャンプ編集者には『少年の心』」「タピオカ乳首」「フェミニズム漫画」

※画像は篠原健太先生が男性読者を増やすために描いた表紙 先日Twitterで話題になっていた少年マンガとフェミニズムについての個人的な見解を書いていく。どうしても上から目線の書き方になってしまっているのはご愛嬌。 篠原健太先生の炎上 ※『彼方のアスト…

『ターミネーター』シリーズ3作目3部作『T3』『新起動/ジェニシス』『ニュー・フェイト』を徹底比較

<注意> 『ターミネーター3』『新起動/ジェニシス』『ニュー・フェイト』のネタバレ 『ターミネーター ニュー・フェイト』が日本公開された。本作は「『ターミネーター2』の正統な続編」として宣伝されているが、『ターミネーター3』も『新起動/ジェニシス』…

『ターミネーター』シリーズ3度目の3作目『ターミネーター ニュー・フェイト』ネタバレ感想

<注意> この記事は『ターミネーター ニュー・フェイト』のネタバレを前提としています 『ターミネーター』シリーズ3度目の3作目『ターミネーター ニュー・フェイト』を観た。まず序盤でジョン・コナーがシュワちゃんにぶっ殺されてビックリした。サラ・コナ…

『ファイナルファンタジーVII リメイク』のキャッチコピー「生まれる前から伝説ー」のダブルミーニング

歴代最低視聴率5.8%を記録した『FNS27時間テレビ~にほんのスポーツは強いっ!~』枠で放映され、『27時間テレビ』本編より話題を呼んだ『ファイナルファンタジーⅦ リメイク』の7分間の長編CM内でリメイク版のキャッチコピーが「生まれる前から伝説ー」だと…

『ターミネーター : ニュー・フェイト』/『T3』以降最高評価も興行収入は「シリーズ最低水準」で大コケへ

2019年11月1日(金)に『ターミネーター2』の正統な続編『ターミネーター:ニュー・フェイト』が全米公開された。『ターミネーター』シリーズは1作目がヒットしたことから作られた続編にあたる『ターミネーター2』が記録にも記憶にも残る大ヒット作になったこと…

『ジョーカー』興行収入30億円突破の大ヒット!2010年代公開のDCコミックス映画としては初の快挙

DCコミックス原作の映画『ジョーカー』の日本興行収入が30億円を突破した。 ヒース・レジャーのジョーカーの演技が話題になった2008年公開のクリストファー・ノーラン監督作品『ダークナイト』の興行収入は16.0億円とダブルスコアの興行収入を叩き出す見込み…

「映画へのコンプレックス」感じた『ファイナルファンタジー』

今年は国民的RPGを映画化した『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』が公開されたので、このタイミングで同じく国民的RPGにして『ドラクエ』シリーズと比較されることも多い『ファイナルファンタジー』の映画を振り返りたいと思う。 作品解説 映画『ファイナ…

賛否割れた『トイ・ストーリー4』の別エンディングはアリ?ナシ?

『トイ・ストーリー4』の興行収入が100億円を突破した。国内ではラストのウッディの選択を巡って賛否が割れた印象だったが、動員数に限れば大絶賛一色だった『トイ・ストーリー3』の動員数を大きく上回る結果となった。 youtu.be そんな『トイ・ストーリー4…

2010年度代人気マンガの実写映画化作品興行収入ランキングトップ10!

2010年度代人気マンガの実写映画化作品興行収入ランキングトップ10を発表! 第10位 銀魂 興行収入 : 38.4億円 第10位は累計発行部数5500万部を超える空知英秋原作の人気マンガを『勇者ヨシヒコ』シリーズなどの福田雄一監督が小栗旬・菅田将暉・橋本環奈・長…

三谷幸喜監督作品『記憶にございません!』が大ヒットも、『ギャラクシー街道』が「記憶なし」状態へ

三谷幸喜監督最新作『記憶にございません!』が全国352スクリーンで封切られ、オープニング4日間で8億1900万円、公開6日間で興行収入10億円を突破する大ヒットになっている。東宝の発表によると最終興行30億円以上が見込まれているという。 製作のフジテレビ…

『東京タラレバ娘』の東村アキコ先生「『ダークナイト』を飲み会で語ってくる男性がすごい公害」

2019年9月28日(土)にフジテレビ『土曜プレミアム』で「バットマン生誕80周年&シリーズ最新作『JOKER』公開記念」として『ダークナイト』が放送される。 『ダークナイト』は2008年に公開されたクリストファー・ノーラン監督作品で、ジョーカー役を務めたヒー…

『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』でカットされた「ビアンカのリボン」

<注意>『ドラクエV』のネタバレ 散々擁護する記事を書いてきた山崎貴監督最新作『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』だけど、実は「ビアンカのリボン」のエピソードがカットされたことに全く納得いっていない。 『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』における…

2010年代「3D映画の旅」

2009年にジェームズ・キャメロン監督作品『アバター』が公開されて10年。当時日本では「3D元年」と称され、映画に限らず「3Dテレビ」「3DS」「3D新聞」など3Dブームが到来。そんな「3D元年」から今年で10年。3D映画の10年と現在は… 『アバター』公開で3Dブー…

女性の強さ描いた蜷川実花監督作品『人間失格 太宰治と3人の女たち』

「あー、死ぬかと思った」 太宰治の代表作『人間失格』執筆前後を描く蜷川実花監督最新作『人間失格 太宰治と3人の女たち』を観た。 予告編の「あー、死ぬかと思った」が気に入ってたから蜷川実花監督最新作『#人間失格 太宰治と3人の女たち』を観た 女性3人…

東村アキコ原作の連続ドラマ『偽装不倫』最終回ネタバレ感想

東村アキコの人気マンガの連続ドラマ版『偽装不倫』が最終回を迎えた。 余計なお節介をしていたことが判明。#偽装不倫 pic.twitter.com/erBi9umPot— 背番号46のイオラ (@okbokujodayo) 2019年9月11日 はい!大戦犯はこの方‍♀️#偽装不倫 pic.twitter.com/Iw…

『偽装不倫』連続ドラマ化で消えた「タンコブ」と「韓国」設定 / 原作超える谷原章介の「怪演」

東村アキコの人気漫画『偽装不倫』がリアル不倫で離婚した渡辺謙の娘・杏が主演で連続ドラマ化された。 『偽装不倫』とは!? 『偽装不倫』は『海月姫』『東京タラレバ娘』など数々のヒット作を生み出した東村アキコ先生の作品。32歳派遣社員の独身主人公が…

『マトリックス4』から漂う地雷感 / ウォシャウスキー姉妹『マトリックス』以降「ヒットなし」

『マトリックス4』の製作が発表された。事前の報道では監督・主演が変わるという話もあったが、嬉しいことに監督はウォシャウスキー姉、主演はキアヌ・リーブスが続投するという。自分は『マトリックス』シリーズは評判の悪い2作目・3作目含めて好きだから楽…

『アイアムアヒーロー』の花沢健吾先生最新作『たかが黄昏れ』と『アンダーニンジャ』を紹介!

『アイアムアヒーロー』の花沢健吾先生最新作の『たかが黄昏れ』と『アンダーニンジャ』を読んだ。 まず小学館の『ビックコミックスピリオール』で連載中の『たかが黄昏れ』で、今まで等身大の「男」のリアルを赤裸々に描いてきた花沢健吾先生が初めて真正面…

『MARVEL』×『少年ジャンプ』コラボ記念 MARVEL編集長へのインタビュー漫画で感じた日本漫画の特徴

<出典:サクライタケシ/集英社> 『少年ジャンプ+』に掲載されたMARVEL編集長のインタビュールポマンガを読んだけどアメコミと日本の漫画の違いについて説明していたりして凄く面白かった。 <出典:サクライタケシ/集英社> ただ少し引っかかったのは「アメコミ…

2019年夏映画を宣伝コピーと共に「ネタバレなし」でダラっと振り返る

日本の映画の宣伝は「クソ」という認識を持っている人は多いと思う。でも悪くない、寧ろいい宣伝もある。なので今回は夏映画を宣伝コピーと共に「ネタバレなし」でダラっと振り返りたい。 まずは「動物のリアルを追求すると、動物が人間の言葉を喋るというリ…

『天空の城ラピュタ』は飛行石を盗んだシータがムスカから逃げてる映画だと勘違いしてた話

小さい頃に初めて『天空の城ラピュタ』を観たとき、自分はこの映画は飛行石を盗んだシータがムスカから逃げる映画だと勘違いした。 まず冒頭でシータはムスカを背後からワイン瓶で殴り気絶させる。小さい頃は前後の繋がりなどは考えず目に見えてものが全てだ…

『金田一37歳の事件簿』 少年誌から青年誌に移籍したことで変わった「犯人が殺人に至った動機」

ミステリー漫画の金字塔『金田一少年の事件簿』の続編『金田一37歳の事件簿』を読んだ。 『金田一少年の事件簿』はミステリー漫画の先駆けとなった作品であり、不定期連載の期間を含めれば四半世紀にわたり『週刊少年マガジン』の看板として連載された作品。…

山崎貴監督作品『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』が提示した「ゲームを映画化する意味」

<注意> 映画『ドラクエ』のネタバレ 山崎貴が総監督・脚本を担当した国民的RPGの3DCGアニメ映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』が提示した「ゲームの映画化」の意味とは… 『ドラクエV』というゲームの映画化 『ユア・ストーリー』は「『ドラクエV』の…

「原作の魂」「原作の血液」を染み込ませた映画独自の結末でカタルシスをもたらす実写映画版『累』

<注意> 原作と実写映画版『累』のネタバレ 実写映画版『累』は原作を上手く再構築して、「原作の魂」「原作の血液」を染み込ませた映画独自のカタルシスを描いてみせた作品だった。 原作は松浦だるまの人気漫画 本作は松浦だるまの人気漫画『累』の実写映画…